20181016_teritoru前田さん

「家なし」でも、刺激のある豊かな生活を。1週間のルームシェアが生み出す化学反応

本記事は、teritoru前田さん(@ienacoo)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社teritoru COO 前田 一樹さん

amiファシリテーター町田
本日はteritoru株式会社のCOOの前田さんにお越しいただきました。では、最初にteritoruはどういうサービスをしているのか説明していただいてもいいでしょうか。

前田
僕たちのサービスは、1週間からできる短期ルームシェアのマッチングのビジネス「weeeks(ウィークス)」をやっております。

人生を豊かにするには人と人とが出会い続けるのが一番大事っていうモットー・考えが僕たちにありまして。

それで、ビジネスに落とし込んでいこうって考えたときにやっぱり不動産領域ってすごい凝り固まって、流動化してない。

そこで1週間、共通項、例えば、プログラミングとか英会話とか、くだらない話だと麻雀とか、そういういろんなコンセプトをもとにマッチングして1週間住んでもらうっていうビジネスをやっています。

町田
サービス利用のイメージとしては、麻雀とかゲームとか、テーマがあって、それをもとに1週間ぐらい一緒に住んでみたいっていう人たちが家を借りて住むみたいな感じですか?

前田
僕たちが物件を一応、手配させていただいて、集まった5~6人ぐらいに、そこで1週間シェアしてもらうっていう感じです。僕も今日は鎌倉から来ました。

町田
鎌倉から?!じゃあ、今のテーマは何っていうテーマで鎌倉ですか。

前田
「鎌倉で住んでみようweeeks」っていうテーマです。昨日もシラス食べて、海沿いで仕事して超優雅な時間を過ごしました。(笑)

町田
ちなみにユーザーの人ってどういう人がいますか?

前田

ほんとまちまちで。下は大学生から上は40歳くらいまでなど、結構幅広いです。基本、独身男性、女性なんですけど、ちょっと人生にマンネリして、ちょっと何か刺激が欲しいとか、あとは新しい人に出会ってみたいっていう人ですかね。

もしくは、プログラミングとかだと純粋にできるようになりたいみたいな感じで。

町田
じゃ、結構、趣味も勉強もいろいろ分野的にはあるみたいな感じなんですね。

前田
そうですね。その都度その都度です。法人の方だったりとか、何かのインストラクターの方が企画を発案して、その人起点で何かやるみたいなこともありますね。

世界で勝負するサービスを目指す

町田
次に前田さんがどういう経緯で今のサービスに関わり始めたか、聞きたいと思います。具体的にどういうバックグラウンドがあって、それからどういうふうにweeeksにつながってるのかっていうところのお話を伺ってもいいですか。

前田
これ、あんまり表で話したことないんですけど。

町田
おっと。なかなか今日はレアな話が。(笑)

前田
僕、大学を出たのが4カ月前なんですね。つまり、2年ダブってるんですよ。で、何やってたかっていうと学生時代は教育系、成果報酬制の家庭教師っていう教育系のサービスを3年くらいやっていて、そこそこお金にはなったんです。

成果報酬制なので、別に仕組み自体は悪くないんですけど、言い方悪いですが、子どもを人質に立てて交渉するみたいなビジネスだったので、ちょっと嫌になったというか。

それでもっと大きいこと、新しいことをやりたいなと思って、去年の12月かな、weeeksとは全然毛色は違うんですけど、スタートアップとして起業しようかなって思ってました。

全然スタートアップとか知らなかったんですけども、イベント顔出そうかな、エンジニアさん知り合いつくろうかなみたいな感じになったときに、代表の日置愛を紹介してもらって。

すごいのが、次の日に愛ちゃんにYahoo!ロッジ(Yahoo! JAPANのオープンコラボレーションスペース)に呼ばれたんです。(笑)
僕は「自分でビジネスやるよ」って言ってたんですけど、その場で「ちょっと私のサービス聞いてよ」って言われて、そこでYahoo!ロッジでプレゼンしてもらったわけです。

そしたらプレゼンがめちゃくちゃ上手くて。(笑)正直、僕、結構プレゼン自信あるんですけど、もうそんなレベルじゃなく上手かったです。

とにかく論理じゃない部分から、この人すごいって思って。しかも彼女がよく言う、「世界で勝負するサービスつくりたい」っていうこともすごい共感したので、それで参加しようと思いました。すごい突破力のある女性なんです。(笑)

町田
プレゼンを聞いて、もう即、その場でやろうってなったんですか。

前田
そうですね。その場で、「はい、やろう」って。

町田
そのとき自分で今まで事業やってたってなると、実際、自分でやってみたいかなって話もあったと思うのですが、そこの迷いっていうのはあんまりもうなかったですか?

前田
絶対、僕、人の下で働けないんですよ。人に指示出されて何かやるとかってできないんで、ほんと駄目だって思ってたんです。

けど、「あ、この子だったら、僕1人よりもすごい世界変えられる」って、ちょっと大きすぎますけど、何かできるんじゃないかなと思ったんです。

町田
具体的にどういうところがですか?

前田
さっきと重複するんですけど、言語化できない能力ですね。人を惹きつける力であったりとか、あと、恐れを知らない突破力とか、そういう部分はやっぱすごいなと思ってて。

町田
「人の下で働けない」って結構、起業家の方多いような。(笑)

では、社長の愛さんと前田さんの2人だからこそできた、みたいな具体的なエピソードって何かあります?

前田
そもそもweeeksって当初は、「何?そのサービス」ってすごい言われてたんです。3月4月とか。1週間でルームシェアしましょうって男の僕が、女性を誘うのってなかなか難しい。真面目なサービスなんですけど。

そこをやっぱ愛ちゃんが女性をしっかり支えるし、サービスの設計自体も、男性の僕じゃ女の子の気持ち分かんないんで。(笑)

今考えれば当たり前なんですけど、例えば、寝室一緒じゃ嫌だとか。そういうのは女性視点も入るし、僕は男性視点で何か考えられるっていうのがよかったかなって思いますね。

町田
逆に2人だから結構、議論が白熱したとかっていうことはありますか。

前田
それはたぶん、男女じゃなくて、日置と僕の差だと思うんですけど。もう愛ちゃんはとにかく「やってみよう」が先行するんです。僕がこの半年で学んだのが、僕たちの頭の中で考えてることなんてほんとちっぽけだなって。

だから、取りあえずやらなきゃいけないっていう。そこがやっぱ日置は強くて、すごい学んでます。

けど、最初は理解できなくて。(笑)

町田
(笑)

前田
一回、しっかり考えようよみたいな。でも結果、日置のやり方が正しいんだなっていうのが最近分かってきています。

町田
そうはいっても、いきなり行動するところの補完みたいなことは、前田さんがしてらっしゃるんですか。

前田
いや、どうなんですかね。やってるっていう体なんですけども、頭が回んなくなってきて、最近。(笑)

お互い突破型みたいになってるんで。ちょっと1人ガッシリ重石じゃないですけど、お目付け役みたいな人は必要なのかなっていうのが最近思ってるところですね。

町田
NewsPicksでホリエモンさんとかに結構コメントしてもらったという話があったと思うんですけど、影響は大きかったですか。

前田
大きかったですね。ほんとありがたい話で。さっきもちょっと話してたんですけど、アナリティクスが僕たちウン百っで悩んでいたのが急に1万6,000みたいな!

町田
へえ!

前田
ちょうどweeeksのサービスをこれからどうしていこうみたいな、若干悩んでた時期だったんですけど、その、バーンっていうのを見てまだまだやれるぞと。

後押しされたっていうか。だからぜひお話してみたいなとも思ってます。本当にありがたいです。

町田
ホリエモン砲の威力はデカかったですか。

前田
いやあ、すごいですね。彼が言ってることも、「家って別に1つじゃなくていいよね」とか「家、必ず賃貸とか所有とかそういうレベルの世界じゃないよね」って。

彼もホテル暮らししてるので、そういう部分が僕たちの思想にすごい合っていて、そういう方に応援されたっていうのはすごい嬉しかったですね。

自分たちが一番のユーザー

町田
実際に前田さんも1週間で家を変えてたりするんですか。

前田
僕も日置もそうなんですけど、家がなくてですね。厳密にいうとあるんですけど。自社サービスを使って毎週違うところで違う人と、という、まさに家なき子です。(笑)1週間ごとに違うところで転々と暮らしてますね。

町田
ちなみに今、通算何軒ぐらい?

前田
いやあ、ちょっと数えてないですけど、たぶん20~30はいってますかね。

町田
20~30!

前田
一時期、週末だけっていうのもやってたんで、そういうのも含めると、都内の主要部はほぼ住んだと思ってます。表参道住んで、中目黒住んで、五反田、あとはどこだっけ、池袋、もちろん渋谷、あと四谷とか、南千住、赤坂とか、いろいろ。あと今、鎌倉。

町田
ちなみに一番、今までの中でここ住んでよかったっていうのはどこでしょう?

前田
それでいうと、たぶんみんな知らないと思うんですけど、西武池袋線の「東長崎」っていう池袋の次の次の駅で、すごいマイナーな住宅街の中の駅なんですけど。

そこの飲食店が何軒かあるのが全部クオリティ高くて、安い。今後どっかに落ち着いて住もうってなったときには第1候補かなって思ってます、東長崎。

町田
(配信画面を見ながら)質問で、あつこさんから「郵便物どうしてるの?」っていう質問があります。

前田
非常にいい質問ですね。一応、郵便物、住民票、納税は、実家が埼玉なのでそこでやってますね。

町田
ユーザー目線だと、基本的には普通の人は家を解約せずに、期間限定でルームシェアっていう感覚になるんですか。

前田
そうですね、基本的に家なくやってるのは、それこそ僕と、代表の日置、あとは市橋さんっていう、最近abemaTVとかに取り上げられている方がいます。

その方とかはもうエアビー使ったりとか、ホステル使ったりとか、あとたまにうちを使ってくれてますけど、大体は期間限定スタイルの方です。
なので、郵便物とか選挙とかは実家でやってます。

コミュニティ化で人生に豊かな刺激を

町田
若干話を戻して、先ほど企画毎にテーマを決めてルームシェアをするってことだったんですけど、やっぱり目指す先として、コミュニティを意識したりするんですか。最近はコミュニティとかってワードが多いじゃないですか。

前田
そうですね、僕たちのサービスのよさって、1週間共同生活をするとまた会う機会が必然的に増えるんですよね。

例えばミートアップとかで、「初めまして。前田です。よろしくお願いします。」、終わってからメッセンジャーで、「今日はありがとうございました。」って言った人たちって、だいたいそのままになるパターン多いじゃないですか。これはもうしょうがない、数が多いんで。

でも、weeeksで1週間住んだ人たちっていうのはそのあともちょっと連絡取って、今日は飲み会やりますよって言ったら、みんな来てくれるんです。

例えば、1つ1つのweeeksでコミュニティが出来上がってきたのを、別のweeeksイベントで、大きいweeeksっていうコミュニティにしていきたいなとは考えていて。今いろいろ試行錯誤とかしながらやってるんですけど。

町田
でも確かに共通の話題っていいですね。いわゆるweeeksっていう、なかなかできない体験を共通のテーマにできるコミュニティっていうのもすごい面白いですね。

前田
今、超アーリーアダプターの方々なので、とてもとてもユニークな方が多くてですね。毎回毎回、僕も刺激受けて。たぶんユーザーさん同士も刺激受けて、いいコミュニティになりつつあるのかなって。

これをどうやって維持するのか、もっと拡大していくのかっていうのが一番課題かなとは思ってますね。

町田
今日はCOOの前田さんに来ていただいたんですけども、次はCEOの日置さんが来てくださるので楽しみです。

前田
はい。とんでもない突破力なので。

町田
最後に、さっき言ったコミュニティづくりとか、エンジニアのニーズとかいろいろとある状況で、企画で一緒にやってみたいとかでもいいんですけど、今こういう人にジョインして欲しいとかあったりしますか。

前田
今はエンジニアさんと、あとはビジネスをいろいろ経験してきた方にお話させていただきたいなと思ってます。ぜひ該当する方がいたらご連絡いただければなと。

町田
その人はちなみにweeeks利用するなり、「家なし」になんないと駄目ですか?(笑)

前田
「家なし」は別にいいんですけど。(笑)

一応、サービスは1週間だけ使ってもらうっていうのを、うちのインターン生とか、外注さん、関わってくださる皆さんにお願いしてます。

町田
わかりました。次回は代表の日置さんにもお話伺います!今日はteritoruの前田さんでした。ありがとうございました。


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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