20181101_CHIP小澤さん

「過程も見てあげることが大事」ストーリーから共感を生む仕組み

本記事は、CHIP小澤さん(@kodai_ozawa)のライブ配信の様子です。

株式会社RINACITA CEO 小澤 昂大さん

amiファシリテーター町田(以下、町田)
本日はよろしくお願いいたします。

では最初に、どんなサービスをつくっていて、それは誰のどんな課題を解決しているのか、を説明いただいてもよろしいでしょうか。

小澤
僕たちはCHIPというファンクラブを作成するサービスをつくっています。

これはクリエイターとかアーティストの駆け出しの方がメインの対象にはなるんですけども、そういう人たちが活動するための資金を集めるためのファンクラブサービスをやっています。

町田
ざっくりまとめると、アーティストやクリエイターの人が新たに収入源を手にすることができるファンコミュニティを提供している?

小澤
そうですね。

町田
ちなみにCHIPをどうして立ち上げたのかすごく興味があるんですけど、小澤さん自身、今までどういうバックグラウンドがあったのかをお話いただいてもいいですか。

小澤
はい。僕は小学校ぐらいからドラムをずっとやっていまして、音楽をごりごりやっていました。

音楽をずっとやっていたので、ミュージシャンになりたいという思いがありました。そして高校を卒業するときに、ドラマーになるか大学に行くか迷っていたんですけど、結局ドラマーになることを諦めてしまったんです。

周りを見てみたら、イラストレーターや、ミュージシャンになりたい人たちがいたんですけど、家庭の事情やお金の問題で諦めちゃった人が多かったんです。

なので、そこの課題を解決したいとずっと思っていました。

大学に入ったあとは、ライブのスタッフやサウンドクリエーターみたいなことをやっていたんですけど、どれも直接的にアーティストの支援にはならないなと思っていました。

そう考えていたときに、僕が大学の専攻でエンジニアをやっていたので、プログラミングを使えば直接的に広くアーティストの支援ができるんじゃないかっていうところから始まって、今のCHIPができました。

町田
小澤さん、自分でもコーディングしてアプリをつくっているんですよね。

小澤
そうですね。今、本当にメンバーも少ないので、デザインとコーディングも自分でやってしまってますね。

町田
毎回会うたびに、開発もしていてすごいなと思います。(笑)

ドラムを今も練習されてて、2週間ぐらい前にもTwitterで「ドラム練習しました」という投稿がありましたね。

小澤
しましたね。

町田
今も、ドラムを続けながら実際にサービスもつくって、デザインもしている。

小澤
そうですね。(笑)

町田
大変ではないんですか。

小澤
大変ではありますね。時間が足りないのに全部やるってなると、それぞれの時間を削らなきゃいけないので難しい部分はあります。

でも、最近だと手伝ってくださる仲間がけっこう増えてきたので、以前に比べるとだいぶ楽にはなったなっていう感じがします。

町田
それでもやはり、人は欲しい。

小澤
欲しいですね。

町田
実際にどういう人が欲しいんでしょうか?

小澤
やっぱりエンジニアですかね。エンジニアさん、募集中です!(笑)

町田
エンジニアの人は、ぜひ小澤さんにお声掛けいただければと思います。

小澤
ぜひぜひ!

町田
今のお話を聞いていて、少しお伺いしたいのが、もともとビジネスっていうところには興味があったんですか。

小澤
それでいうと、ビジネスには全く興味がなかったんです。

もともと、クリエイター側というか、ものづくりが好きで、その文脈でサービスをつくってみたい気持ちはけっこうあったんですけど、ビジネス自体は全く興味はなかったですね。

町田
それこそ、さきほどecboの工藤さん(同日にライブ配信)から「両親が経営をやっていた」というお話を伺ったんですけど、そういうわけでもないんですか。

小澤
僕の家庭では母親が美術系の大学を出ていて、家でアトリエを開いています。おばあちゃんも音楽大学の先生なので、どちらかというとアート寄りな家庭だったんです。

そういうこともあって、つくる側が好きなのかもしれないですね。

町田
そういう意味ではビジネスではなく、アーティストとかアートという方面からビジネスに入っていった感じですね。

小澤
ビジネスとしてやらないとあまりアーティストの支援にならなかったので、ビジネスをやっていますけど、会社をつくりたくてやっている感じではないかもしれないですね。

町田
次に聞きたいのが、今、「コミュニティ」という言葉がパワーワードだと思うんですけど、CHIPもコミュニティっていう分類に入るのかなと思っています。コミュニティにも興味がある、ないしは関わっていきたいという思いはあるんですか。

小澤
コミュニティに興味があったから入ったっていうわけではなくて、アーティストの支援ができればどういうかたちでもいいなと思っていて、いろんな方法を考えていました。

そのときに、ファンコミュニティっていうつながりがアーティストの活動支援をする上で経済的にも、精神的にも支える部分が強くて

たとえば、CHIPの中でも月額料金を支払ってアーティストさんを支援していただいているかたちにはなるんですけど、その中ではお金だけのつながりではないんです。

コミュニティの中で、アーティストの方が「こういうことがあったんだ」と相談をしたら、ファンの方が慰めてあげるようなことが、CHIPの中で実際に起こっているんです。

お金だけじゃなくて、精神的にもアーティストを支えていくっていうのを考えたときに、「ファンコミュニティ」というつながりがいいと思ったので、今はコミュニティをやっています。

町田
コメントでも「起業家はアーティストだ」と来ています。

小澤
そうです。(笑)amiも言っているように、「起業家はアーティスト」。

町田
「ファン」とか「共感」っていうワードが出たと思うんですけど、誰かに対して共感する、ないしは誰かを共感させたいときって何が重要だと考えますか。

小澤
その人が今までどういうことをやってきたのか、「物語」「ストーリー」が大事なのかなと思っています。

それこそamiさんもstory動画というかたちでやっていると思うんですけど。

その人が今どういう状態かだけじゃなくて、始めるに至ったきっかけだとか、どういうふうにやってきたかみたいなところをうまくサービス側で表現できるようにしてあげる。

そうすることで、共感が生まれ、「応援したい」と考えるようになると思っています。

そういう意味ではCHIPとamiって、すごく似ているなと思っています。

町田
アーティストっていいところをフォーカスされることが多いですけど、努力とかそういう部分も大事ですね。

小澤
メディアに出てくるものは、ある程度いろんなものを経験した上でできた結晶みたいなものであって、アウトプットだけを見ちゃうのは少し浅はかかもしれません。

それぞれいろんな道をたどってそこまでたどり着いたのに、最後だけ見てしまうともったいないなっていう部分があるので、過程もちゃんと見てあげることが大事だと思いますね。

町田
その過程っていうところでいうと、小澤さんがCHIPをつくるまで、一番きつかった失敗とか経験は何でしょうか。

小澤
あんまり大きく失敗とか、これヤバかったっていうのはまだなくて。

ありがたいことにけっこういい感じには進んでいるんですけど、一番大変だったのは、初期かなと思っています。

僕と、もう1人コアメンバーとしてCTOの秋葉君が一緒にやってくれているんですけど、最初2人で会社をつくってずっとやってきています。その前は秋葉君が関西在住で、内定も決まってる状況だったんです。

僕より1つ歳が上だったので、もうあとは研究して卒業っていうタイミングだったんですけど、内定も蹴って、ポッとこっちに引っ越してきてくれて。

そのときはまだCHIPっていうプロダクトもなかったし、会社もつくったかつくらないかぐらいのタイミングで、さらには調達も決まっていなかった。

そのタイミングでよく東京に来たなあっていうふうに僕は思います。でも、そうして来てくれたのでやってこれたんですけどね。

調達も決まってないしプロダクトもなくて、CTOは1人暮らしでこっちに来ちゃって、お金はどんどん減ってくばかりで…。その状況ってけっこうヤバかったなっていうふうに今思い返すと感じますね。

町田
そうですよね。コメントで、「2人で配信、いいですね」「秋葉さんにも出演してほしい」と来ています。

次回は2人で出演ってできますか?

小澤
ぜひぜひ!

町田
次の配信では、僕じゃなくて、小澤さんと秋葉さんの2人でぜひ配信をしていただこうと思います。

CHIPを実際やってみてうれしかったことや、印象に残った経験はありますか。

小澤
CHIPが最初のプロダクトだったということもあって、こんなに使ってもらえるとは正直思ってなかったんですね。

最初はリリース前に事前登録を出して、そのあとに正式リリースをしたんですけど、事前登録は20人ぐらい集まればいいかなと思っていました。

ほんとに仮説検証みたいなかたちでやっていたんです。

それでも、最初の事前登録で800人ぐらい、アーティスト、クリエイター側の方が登録をしてくださいました。リリースしたあとでは今、2万人以上に登録していただいています。

町田
おめでとうございます。

小澤
ありがとうございます。

数だけがすべてじゃないですけど、僕たちのビジョン、やりたいことに共感してくださって、「いい」って思ってくださった方がいたからそれだけの人数が入ってきたと思っているので、そこはすごくうれしいです。

あとはアーティストの方も、CHIPを更新したときにツイートしてくださるんですけど、そういうときに、「CHIPのクローズドで安心できるコミュニティがすごくいい」って言ってくださったり。

サービスを褒めてくれるというか、そういうコメントをいただくとすごいうれしいなと感じています。

やっぱり2万人全員に刺さってるわけじゃなくて、まだサービスとしてはリリースしたばかりなので、仮説検証の段階ではあるんです。

刺さるところにはちゃんと刺さっているっていうのは見えてきてはいるので、そういうところで感想いただけるといつもうれしいですね。

町田
第2回がまたあるので、今度は、秋葉さんと小澤さん、2人で、CHIPの中身についてお話していただこうと思います。

短い時間ですけども、CHIPの小澤さんに配信していただきました。第2回もあるのでぜひ見てください。それでは、ありがとうございました。

小澤
ありがとうございました。


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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ami

起業家と未来の仲間をつなげる「ami」の公式noteです。 https://ami.live

amiライブ note

「起業家とサポーターがつながるライブアプリami」のライブ配信の様子を書き起こし、編集してお届けします。
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