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消費者と生産者をつなげたいから、僕らは透明なパンツに「人の想い」をのせる

本記事は、OneNova高山さん(@taigatkym)、金丸さん(@liliank_on)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社ONE NOVA CEO高山泰歌さん、CCO金丸百合花さん

amiファシリテーター森(以下、森)
OneNovaのお2人に登場していただいております。皆さん、よろしくお願いします。

OneNova高山さん(以下、高山)
よろしくお願いします。

OneNova金丸さん(以下、金丸)
よろしくお願いします。


何か聞きたいことがあれば、聞きたいタイミングで聞きたいことをコメントしてもらえるとうれしいです。

前回、OneNovaさんに登場していただいたときに、「透明なパンツ」っていうパワーワードで登場してもらいました。メンズのボクサーパンツをクラウドファンディングから販売をスタートしたというお話でした。

それから「透明なパンツ」の「透明」の意味は、「サプライチェーンの見える化」をしていますというお話もありました。

そして、高山さんと金丸さんの出会いは塾が一緒だったと。

高山さんが起業したかったっていうのと、金丸さんはフェアトレードのバナナの取り組みをやってたところで、二人の「エシカルファッション」という共通点から起業されたというお話を中心に伺ってきました。

今日はより具体的な話をしていけたらなと思っていますので、よろしくお願いします。

高山・金丸
よろしくお願いします。


今日は、皆さんもどんどん質問したいことあったら聞いてくださいね。

最初、私が聞きたいことを聞いちゃいます。まず、OneNovaをやっていて、サプライチェーンを透明化していくっていう中で、工場自体にも価値があることを気づいたっていうお話が前回ありました。

今までにどういうところを具体的に見てきたのか、「すごい面白いところがあった」とか、「今まで自分は知らなかったけど、こんな発見があった」みたいなことあったら教えてほしいです。

サプライチェーンを見たことで得られた発見

金丸
まず、今までどんなところを見てきたかについてですが、ほとんどの工程を見てきています。

まず、私たちが直接取引してる農家さんではないんですけど、2人で去年のこの時期に1回インドに行きました。

そこで、どういうふうにコットンができて、コットンが摘まれてて、それが糸になって布になって切られて洋服になって、それが売られるってところを、最初から最後まで見てきました。

あとは取引してる縫製をやってくれる工場さん、テキスタイルや布をつくってくれる工場さん、染めてくれてる工場さんにも直接会いに行きました。

刺繍の方にも会いに行って刺繍の工房とか見せてもらったりとか、自分たちの持ってるものに刺繍してもらったりしていて、ほとんどのものは見てきています。

純粋に感じたこととして、「意外にこのパンツ、人の手でつくられてるんだ」と思いました。

この私たちのパンツ、このお部屋の部分が特徴とも言われてるんですけど、ここのパンツのお部屋の部分も1つ1つOneNovaのパンツのレーンがあって。パーツ毎にこうやってカタカタ…ってつくっている人がいて。

意外に手でつくられてるんだっていうのを改めて見て、ちょっと感動したというか、つくられてるっていうのを実感して、当たり前だけど、私はそこが一番思い出に残ってますね。

高山
動画をホームページで公開したときも、よく、「パンツって手でつくってるんだ」っていう意見が返ってきているんですね。

自分たちも1回見たら、当たり前に思っちゃうんですけど、知らない人からしたら結構新鮮な情報だと思います。

普通に見せるだけでもみんな面白がるようなものなので、どんどん見せていきたいです。

あと、今、お付き合いしてる刺繍屋さんがいい出会い方をしていて。


どんな出会い方を?

高山
お世話になってるオールユアーズっていうブランドが開いたイベントでたまたま出会って、「岐阜で刺繍やってるんだよね」って言われて。

そのときに、自分たちもちょうど「パンツに刺繍入れたら面白そう」って考えてる段階だったので、すぐそこでやりましょうって決めて、岐阜まで遊びに行ったんです。

家族経営されてる刺繍の工房だったので、柔軟に、仲良く仕事をできると思って、今一緒にやっているんです。

結構、縁を大事にしてる感じですね。

金丸
取引先としてやり取りしてるというよりも、人とやり取りしてる感じがすごく強いです。

その刺繍の工房の方も、こっちに遊びに来たときに、一緒にいろいろなこともお話するし、もともとオールユアーズのイベントにもいらしてた方だから、共通の知り合いも、結構同じなんです。

だから取引先としてやり取りしてるっていうよりも、人とやり取りしてる感がすごく強い

高山
仲がいいんですよ。

金丸
仲よくやれていることがすごく好きですし、うれしいです。


岐阜の刺繍屋さんはどういう人なんですか。

金丸
女性なんですけど、家族経営で何代目か…。

高山
たぶん、お父さんがやっていたのを継いでるんです。お父さんも今、一緒に仕事しているらしくて、本当にまだ若い20代の職人さんみたいな感じです。

金丸
刺繍がすごい繊細できれいで。今、OneNovaのパンツ、これが刺繍してあるんですけど、これがあるとないとじゃ、やっぱ特別感が違うんですよ。


あとで写真撮って上げましょう。

金丸
はい。写真撮って見せます。


これって手縫いですか。

高山
機械があるんですよ。


もうそれで。

高山
データをつくってやると、ガガガーって全部打ってくれるんですよ。なのでどんなものでも、どんなデータでもできるんです。


刺繍にしてくれる。

高山
そう。やろうと思えばロゴとかでも全然できます。

生産者と消費者がつながる瞬間

金丸
あと、すごい感動したのが、パンツをお届けする先が誕生日だったみたいで、私たち言ってないのに、その刺繍のセンさんという方が、「お誕生日おめでとう」っていうメッセージを入れて、それで送ってくれて…。

届いた人が「こんなサプライズ感動した!」と。私たちは指示もしてないし、何も知らなかったから、「え?何かが起きてる!」みたいな。(笑)


すごい!

高山
それがtwitterでつながるんですよ。刺繍されたセンさんと受け取った側が、twitterでまたつながって、本当に、生産者と消費者がつながった瞬間を見たんですよ。


すごいね! 鳥肌たった今!

高山
そう。それがめちゃくちゃうれしくて。

金丸
うれしかったです。


すごい!じゃあ、サプライチェーンを見える化すると、そういった今までにない感動がどんどん生まれるんですね。

高山
そうそう。

金丸
つくってる人と届いた人の会話が生まれるというのはすごくうれしくて。


すごいね! それ。

金丸
だから、OneNovaのユーザーさんを集めた「Nova会」っていうのをこの間、第1回開催したんですけど、そこにも工場の方ももちろん、刺繍の方も呼びました。そこで、みんなで仲良くなれたらいいなってすごく思っています。

そうしたらもっとOneNovaを通して輪が生まれるなっていうのはすごく思いますね。


たしかに。このパンツ1枚をつくるのにどのぐらいの人が関わってるんですか。

高山
何人だろう、100人?

金丸
コットンつくるとこから考えたら…。

高山・金丸
想像できないぐらい。


ちなみにコットンはどこでつくってるんですか。

高山
これはインド産。


インド! だからインドに行った?

高山
そうそう。インド産のオーガニックコットンを使っています。

このパンツのコットンはどこから来てるかまではまだ追跡できてないんですけど、今のところはインドの糸をつくってる工場の名前は分かってるって感じですね。


私は、なんでインドに行ったんだろうなって思ってたんだけど、それを追跡するために行ったってことですか?

高山
そう。実情を知りたいなと思ったんです。


なるほど、それでインドを。縫製は日本でやってるんですか。

高山
そうです。糸だけインドでつくって、あとは生地にする段階と、色を染める段階と、縫製の段階も全部日本でやってますね。


へえ! その人たちも全部分かっている?

高山
分かってます。

金丸
みんなすごくいい人ばっかりなんですよ。


刺繍の人は偶然っていう話だったんだけど、縫製する人や、布にかかわる人はどういう感じで出会ったんですか。

高山
最初、パンツつくろうと思ったものの、つくり方が全く分かんないから、取りあえず工場に行けば聞けると思って、アポなく急に電話しました。


急に電話したんだ!(笑)

高山
急に電話して、「大学生です」みたいな、「パンツつくりたいから教えてください」って言ったら、ちょうど営業部長の方が出てきて、ロットの話とか、最低いくらでつくれるかとか、そういうお話をしてもらって、そこから本当に仲良くなりました。

そのときはお金なかったんですが、しばらくしてお金集めて、また電話したら、覚えてくれてたんですね。「お金集めたならすごいじゃん」って言われて、「一緒につくりましょう」と、打ち合わせをして始まったっていう感じなんですよね。


じゃあたまたま?

高山
そう、たまたまです。その会社自体がすごい応援してくれてるんです。


すごい!

高山
こういう小さい案件って工場にとっては。


いや、負担だよ、負担!

高山
そう、負担。

でも、学生が頑張って、夢を追ってることに対して、すごい支援してくれてるんですよ。


すごいね!

高山
その縁をすごい大事にして、工場さんたちとは付き合いをしてますね。


今、皆さんからもコメントがきています。たくやさんも、「思いが乗ってるプロダクトっていいね!」と。

高山・金丸
ありがとうございます。

ミタライさんのコメント、「このストーリーを消費者が購入するときに伝えることが大事ですね」っていう。

高山
そうですね。やっぱり情報の伝え方、結構難しいなと思っています。1歩間違えると誤解を与えてしまったりするんで。


たしかに、そうなんだよね。

高山
たとえば、原価を見せたとしても、大手とつくってる量が違うから、品質は同じでも、値段は違います。ただ値段だけ見せると「高いからいいもの」って思われると、また誤解を与えたりするじゃないですか。

そこの工夫をしていて、次のリニューアルに向けて、正しい情報をいい方法で伝えられるようにまわしてます。


具体的には、今までどういった誤解があったんでしょうか。

高山
そこは避けてたっていうか、そういう情報を見せないようにしてたんですよ。

でも、見せたいっていう気持ちはあったので、今は工夫をして見せられるようにしようとしています。

なので、ちゃんと注釈を全部つけて出そうと思ってます。


注釈つけちゃう。

金丸
そう。誤解を生まないようにと思ってます。


たしかに。伝える方法としてはどういうものを考えてますか。

高山
基本的にECサイト上で伝えようと思っています。


画面上でってことですかね。

高山
そう。購入するときに全部分かるようにしようって思っています。


それは文章ですか、それとも動画ですか。

高山
文章がメインだと思います。


けっこう、動画とかもいいかもしれないですね。

高山
そうですね。動画も時間かけて、いいものをちゃんとつくってから出さないといけないですね。

金丸
メイドインジャパンだからいいとか、そういう感じでは伝えたくないですね。

情報として見せて、そこに共感する人もいるかもしれないし、いないかもしれないし。

あとは、私たちはどういう人を信じて、どういうものをつくってますっていう部分をしっかりお見せできたらなと、思っています。


たしかに。前回も言ってたけど、「オーガニックだから」、「メイドインジャパンだから」、ではなくて、そのつくってる人たちがどういう思いを持っているのかっていう、「思い」ベースでつくってるってことですね。

高山
そうですね。


いいですね。

金丸
ありがとうございます。


「作り手に着目することがないから新鮮」みたいなコメントとかも来てますね。

金丸
ありがとうございます。(コメントを見て)「人にフォーカスっていいですね」だって!

高山
今、ブログのページを今つくってて、そこで工場で実際働いてる人たちのインタビューとか、そういうコンテンツを今後どんどん増やしていこうと思っています。

つくり手と、パンツを使ってくれるNovaさんたちのインタビューもしたりして、いろんな人を紹介しながらやっていこうと思っています。


めっちゃ面白そう! いいですね。

高山
外国人研修生の労働問題が日本の中でも起きてますが、自分たちの工場ってすごい手厚いサポートしているので、ベトナム研修生とかのインタビューもしたら面白いなと思ったりしています。


めちゃくちゃいいですね。

金丸
刺繍してる人も載せたりしたら、もうちょっと身近に感じるかなみたいに思っています。身近に感じたときって、


共感する。

金丸
そう、共感もするし、たとえば知り合いの美容室とか通いたくなっちゃうじゃないですか。


たしかに。

金丸
近くの八百屋さんのおじさんと仲良くなったらついつい行っちゃうみたいな。OneNovaもそうなったらいいなあと思っています。


そういう存在になれるために、今、売り先のことで困ってることがあるんですよね。

高山
そうですね。今、ECだけなので、もうちょっとリアルの場で買える場所をちゃんと増やしたいなと思ってて…。


それちょっとコメントに質問してみましょうか。

高山
百貨店とかセレクトショップに置くのはけっこう普通なんですけど、もっと、例えば、ラーメン屋さんとかカフェとか本屋さんとか、もっと面白い場所ないかなっていうのを、みんなに聞きたいなって思います。


今見ているみなさん、OneNovaはオンラインでの販売が中心なんですけれども、どこでこういった思いのこもっているプロダクトを売ったらいいと思うか、案をいただけたら。

あ!「ジム」、「コワーキングスペース」。

金丸
ジム、コワーキングスペースいいね。

高山
たしかに。ジムいいですよね。


そんなこんなで時間が来てしまったという。

金丸
本当だ!


そうしましたら最後2人で、コメントがたくさん来るようにメッセージで締めていただければと思います。

金丸
まず、今日は配信を見てくれてありがとうございました。OneNovaをこれからもっといろんな人に穿いてもらったりお届けしたいので、よかったらどこに置いたらいいとかアイデアをもらえたらすごく助かります。

高山・金丸
お願いいたします。


お願いします。それではOneNovaのお2人でした。ありがとうございました。

過去の記事はこちら



嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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ami

起業家と未来の仲間をつなげる「ami」の公式noteです。 https://ami.live

amiライブ note

「起業家とサポーターがつながるライブアプリami」のライブ配信の様子を書き起こし、編集してお届けします。
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