20190107ami_Payme後藤さん

起業家の読書術。本とのセレンディピティで事業を加速させる

本記事は、Payme後藤さん(@MichiteruGoto)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社ペイミー 代表取締役 後藤 道輝 さん

amiファシリテーター町田(以下、町田)
今日はPayme後藤さんにライブ配信をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

Payme 後藤さん(以下、後藤)
「従業員への感謝を即日お支払い、給与即日払いサービス」Paymeの後藤です。よろしくお願いします。

町田
早速ですが、Paymeについて簡単にご説明いただけますか。

後藤
シンプルに言うと、給与の即日払いのシステムを提供して、「超簡単に採用数と定着率を上げる」というサービスです。

たとえば、4月にアルバイトを始めた方は、ゴールデンウィーク中に給与を使えなかったという悲しい経験があると思うんです。

町田
ありますね。

後藤
それは5月25日が給料日だからですね。だけど、Paymeを導入するとバイトを始めた初日でもお金をもらえるんです。

実はアルバイトが調べられるとき、よく入れられるキーワードが「日払い」なんですよね。

町田
そうなんですね!

後藤
どの求人サイトでもだいたい2位の検索キーワードが「日払い」なんですよ。

それでも、実際に日払いをやろうとすると結構手間になるんですね。居酒屋を5店舗ぐらいまとめる店長さんが毎日、アルバイトさんから「日払いで振り込みしてほしい」と言われたら大変ですよね。

その手間を解決するために、Paymeはクラウドで管理できますし、さらに店舗側は無料で使うことが出来ます。

町田

今日は「本」について話させていただければと思っております。

後藤さん、最近読まれた本でめちゃくちゃ面白かった本があるということをお聞きしたんですが、どういう本でしょうか?

後藤
読んで面白かったのは2つあります。1つは横綱の白鵬が書いた本と、もう1つは『居酒屋チェーン 戦国史』という本です。

1つ目の白鵬の本をなぜ読んだかというと、この年末、白鵬さんに遭遇する機会があったからです。そのとき、「自分は相撲のことを全然知らないな」と思ったんですよね。

実際に調べてみると相撲そのものも面白いし、後ろで支えている人たちについて考えるのも面白いですね。

白鵬さんが言っていたんですけど、天皇陛下から励ましの手紙も届いたそうですよ。そんな手紙が届く人なんて滅多にいないじゃないですか。起業家が「上場します」と言うようなテンションで、「天皇陛下から手紙が来たので頑張ります!」と言っていましたね。

町田
手紙をもらえるなんですごく珍しいですよね。(笑)

後藤
なぜこういったジャンルの本を読むのかというと、人間の健全な消費活動を知って、勉強するためです。

Paymeというサービスで、従業員の方は健全な消費活動と資産形成をするという側面もありますからね。

町田
他にも調べてみると面白かったことがあるそうですね。

後藤
読書ではないですが、ウィキペディアで調べてみて面白かったのは3つ。

1つは白鵬、もう1つはマッスル北村、3つ目はサスケオールスターズですね。

白鵬は日本に来てからいろんなものを食べられるようになったらしいんですけど、あんぱんだけはどうしても嫌いだそうです。そんなところがちょっとかわいいなと思ったりとか。

次のマッスル北村という人はヤバいですね。ボディビルダーなんですけど、ボディビルダーの活動をしすぎて最終的に死んでしまった人なんですよね。

町田
筋トレのしすぎということですか?

後藤
筋トレのしすぎですね。あめ玉1つも食べないで、1日10kgぐらい体重落としたりもしていたんです。

そして3つ目はサスケオールスターズです。

サスケオールスターズでレスキュー隊だった人が、気づいたらジムのインストラクターにもなっていたり、あるサスケオールスターズの人は、「世界まる見え!」でパルクールを見て、サスケに出るのが夢になったそうです。

そういった人たちのことを知ると、「コミットメントが強い人」の共通点が何となく分かると思いました。

コミットメントの強さのエッセンスを引き出して、組織を強くするきっかけにできたらいいなと思い、いろんなことを勉強しています。

町田
後藤さんがそういった本を読んできて、「こういう共通点があった」という気付きはありますか?

後藤
実はみんな、「できると思ってやっていたら常識の基準が上がっていった」人なのかもしれないですね。

町田
最初に自分が持っていた常識を超えて、できると思ってどんどん上がっていって、その結果、偉大なことをできたということですか。

後藤
そうですね。白鵬の場合は、お父さんはモンゴル相撲の横綱だし、マッスル北村さんも自分はできると思って筋トレを始めたし、サスケオールスターズの人も「俺ならこれができる」と思ってテレビに出てやっていると思うんですよ。

結局、苦手意識をむやみに持たないということが大事かなと思いました。

町田
実際に、後藤さん自身も何か苦手意識があるのでしょうか?

後藤
めちゃくちゃありました。自分は採用活動が苦手だと思っていたんですよ。

でも、そうじゃなかったです。採用活動をやってみて分かったのは、自分は採用活動が超得意だということ。逆に苦手なのは「採用活動に時間を割くこと」「採用活動にマインドシェアを割き続けること」の2つだと気づきました。

今までエージェント等に頼っていたので、そこはもったいないなと思いました。

町田
採用活動を実際にやってみるとそこにはいろいろ要素があって、その中の特定な部分が苦手だったと。逆に言えば、そこを克服できれば、採用ってそんな苦じゃないと分かった?

後藤
そうですね。

町田
次の2冊目はどういう本を読まれたんですか?

後藤
2冊目は『居酒屋チェーン 戦国史』です。

町田
自叙伝からまた別のジャンルですね。

後藤
そうですね。鳥貴族や磯丸水産を創業した人など、いろんな話があるんですけど、読んでみて分かったのは、ベン・ホロウィッツの『HARD THINGS』顔負けのHARD THINGSが多いということ。

その裏側にある仕掛けも勉強することができて、「どうして居酒屋とIT業界だけが何も持っていなくてもやる気のある若者が勝ち上れる業界構造になっているのか」「チェーン店というものが日本でどうやってできたか」「IT業界でいうPayPalマフィアが居酒屋業界にも存在すること」なども分かるんですね。

この本を読んで、いつか、PayPalマフィアを超えるようなPaymeファミリーをつくりたいと思ったし、実際に相撲とか野球でPaymeが使われたら面白いと思うんですよね。

「イチロー選手、年俸30億。Payme申請。」とか、めっちゃ面白いと思います。

町田
それはめちゃくちゃ面白いですね。(笑)

今まで読んだことのないジャンルの本を読むことで、自分のサービスのヒントが得られるのでしょうか?

後藤
圧倒的に知らないことを知ったほうが、勉強になると思うので面白いですね。

町田
あつこさんから質問です。「居酒屋のハードシングスが多いと思ったのはなぜですか」ときています。

後藤
たとえば居酒屋の歴史について話すと、日本で初めて居酒屋のチェーンをつくった人は、1940年頃に逮捕されているんですよね。景気が悪くなってお酒が配給制になったのに、お酒を店に出していたから逮捕されちゃったんです。

でも逮捕歴があるおかげで軍隊に行かなくても済んだので、むしろ計画的に捕まったんじゃないのかなと僕は思いました。

町田
そこまで歴史を紐解いていくと。

後藤
ITでもHARD THINGSは多いと思うんですけど、居酒屋は実体経済に紐づいていて、対面のサービス業なので、お客さまとのトラブルもすごいあるはずで、そういった部分がすごい勉強になりました。

町田
後藤さんの本を読むモチベーションとして大きいのは、1つは自分が知らない知識、新しいものを知りたいというとこと。

もう1つは全然知らない業界から得た情報を、自分のものとして手に入れることで、自分の糧として活かしていくためでしょうか?

後藤
そうですね。ベンチャー業界の常識は、世間一般の非常識だと思いますしね。人間というものをもっと知りたいので、知りたいものをどんどん勉強していきたいです。

町田
ちょうど今、ふーみんさんから質問があって、「読む本ってどうやって探していますか」ときています。

後藤
意識高い本はAmazonとかでタイトルだけ調べて買うんですけど、それ以外は本屋さんを散歩して、「これ読みたい」みたいな、セレンディピティを大事にしていますね。

町田
次に読んでみたい本とか、これちょっと注目している本はありますか?

後藤
買ったけどまだ読めていない本が、『帰宅恐怖症』という本です。日本で帰宅恐怖症の人、増えているらしいです。

奥さんが寝たあとに帰って、奥さんが起きる前の朝に出勤する旦那さんとかの話なんですが、もしかしたら、あなたも帰宅恐怖症なのかもしれないし、僕も帰宅恐怖症かもしれないですね。

「Payme」というネーミングもキャッチーでいいと思うんですけど、「帰宅恐怖症」というワードも、面白くないですか?

町田
たしかにキャッチーですよね。(笑)

時間があっという間に過ぎてしまったんですけども、今日は後藤さんがどういう本を読んでいて、なぜ読んでいるのかというところを配信させていただきました。


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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ami

起業家と未来の仲間をつなげる「ami」の公式noteです。 https://ami.live

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