20181218ami_whoop小林

「スポーツの課題は日本の縮図」学生起業家が見据える未来とは

本記事は、whooop!小林さん(@tsukukobaan)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社ventus 代表取締役CEO 小林 泰 さん

amiファシリテーター松岡(以下、松岡)
ventusの小林さんです。よろしくお願いします。

初めてこれを見る方もいらっしゃるので、まず何をされている方なのか、簡単にご紹介いただけますか?

小林
株式会社ventusという会社で、whooop!というスポーツチームの電子トレーディングカードを発行するサービスをやっています。

松岡
ご自身もスポーツ大好き?

小林
そうですね。運動好きですね!

松岡
アイスホッケーはいつからやられているんですか?

小林
アイスホッケーをちゃんとやり始めたのは大学からですね。小学生のときにカナダでやっていたこともちょっとありましたけど。

松岡
アイスホッケーの魅力は?

小林
走らなくていいことじゃないですか?スケートで動けるので。スノーボードも4歳ぐらいからやっているんですけど、走らなくていいほうが速いじゃないですか。(笑)

松岡
そういうことですか。(笑)

今日は、小林さんの考えを掘っていきたいなと思っています。まず、小林さんには野望があるということですが、どういう野望ですか?

小林
僕は日本人なので日本を世界帝国にしたいと思っています。(笑)

みなさんにもないですか?

松岡
私はまだないですね。

小林
「なんで日本は世界征服できないんだろう?」って、ひたすら思う時期とかなかったですか?

松岡
それはいつくらいから思われていました?

小林
小学4年生ぐらい!

松岡
だいぶ早いですね!(笑)

小林
歴史ファンタジー小説みたいなのが好きだったんです。あとは、ひたすら地図を書くのが好きだったりします。架空の国をつくって、ここに山があるといいよねみたいな。(笑)

松岡
モンゴルの最大領地とかワクワクしますか?

小林
ワクワクしますね。大きいほうが偉いって昔は思っていたんですけど、案外そうでもないんですよね。

松岡
今は、「大きいほうが偉い」から何に変わったんですか?

小林
「社会として繁栄している方が偉い」ですね。どういう社会をつくるのかというビジョンを為政者が明確に持っていることが大事だと思います。

松岡
広げすぎると逆に内部崩壊しますからね。

ひろたさんからコメントがきているんですけど、「世界征服って具体的にどんな状態のこと?」

小林
どんな状態か。

松岡
それは人によって違うかもしれないですね。領地かもしれないし、心身的なものかもしれないし。

小林
世界征服が何かまだ分からないけれど、僕がやらなければならないことは定義が難しいですよね。

難しいんですけど、とにかく「世界征服だな」と思って、それを探し続けています。

松岡
逆にいうと、今、一番、世界征服しているなと思う企業体であったり、人って思い浮かびますか?

小林
習近平はすごいです!習近平になれるんだったら中国人に生まれたかったな!

松岡
たしかに、そういう領域になかなか日本人って到達できないですよね。

小林
そうですね。なかなか政治家はいないですからね。

松岡
一方、小林さん自身は、今はエンタメ×スポーツというところで活動されていますよね。

小林
謎ですね!(笑)

松岡
ご自身ではやっぱり謎なんですか?

小林
自分はやっていることの一貫性を通すのがすごい好きだから今活動しているんですが、実際、その先に何があるのかは分からないです。(笑)

松岡
思考としての一貫性というところよりも、行動としての一貫性のほうが強いんですかね?

小林
行動としての一貫性は強いと思いますね。思考としての一貫性が取れるかどうかって、外部要因が大きいじゃないですか。

松岡
いろいろありますよね。

小林
僕はどちらかというと、目の前のことをやったらいいと思っています。目の前にあることをちゃんと解決していって、達成していこうと思っています。

松岡
スポーツでいくと、スポーツ業界が抱える課題ってものすごい大きいと思うんですよ。

小林
日大アメフト部の問題もありましたね。

松岡
ありましたね。そういった色々な課題の中で、一番課題と思っているものって何ですか?

小林
日本の中で一番課題だと思っていることは、「スポーツでお金儲けちゃいけないよね」みたいな考え方。

松岡
「心身を鍛えることが大事」みたいなものですね。

小林
教育としてのスポーツ、そんな感じですよね。

松岡
「お金儲けはよくない」というイメージも、刷り込みで生まれているような気がします。

小林
感情的な部分が大きいのかなと思ったりしますけど。

松岡
プロスポーツ選手が契約更改で、一発サインしなかったことを批判されたり、それに近しいですかね?

小林
お金を稼ぐということとは直接は関係ないですが、甲子園で侍ポーズをすると批判されることもそうですね。それでも、ちょっとずつ変わってきていると思いますけどね。

松岡
whooop!というサービスは「スポーツでもお金儲けしましょうよ」といったイメージでしょうか。

小林
うーん…、純粋にそうではなく、もう少し優しい世界を実現したいと思っています。

もう少しお金を生むような、お金の巡り合わせをつくっていけるサービスにしていきたいと思いますね。

松岡
ファンの方がこのwhooop!というサービスでファンの方がカードを買って、そのお金の9割がチームに入るという、素晴らしいシステムだと思うんです。

スポーツでお金儲けしようとすると、「スポーツマンシップに反する」といった反応もありますが。

小林
そう。スポーツマンシップの定義って何なんだという。

松岡
小林さんが考えるスポーツマンシップってどういうものだと思いますか?

小林
「日々改善すること」じゃないですか?

「本気で、昨日より今日、うまくなっていようとする」そのプロフェッショナリズムだと思うんですよね。

そして、そういう姿勢で取り組む人をちゃんと尊敬することですよね。

松岡
なるほど。

小林
標語みたいなものに日本人は囚われがちじゃないですか。

松岡
たしかにそうですよね。

小林
無批判なまま。それがよくないですよね。

松岡
そういった縛りと戦いながら、生きてこられた感じですか?

小林
スポーツ界の問題は、日本の縮図だなと思っています。

山根会長のケースみたいな、「あの人がこう指示したから、そうなった」みたいな問題は全て無くしていきたいなと思います。

スポーツでできるんだったら、ほかの、政治も同じような話かもしれないですよね。今の時代、一旦は上の世代が抜けてくタイミングだと思うんですよ。これから、ぜひシャッフルしていきたいなと思います。

松岡
これまでは、戦後をどうにかして盛り上げなきゃ、という思いで頑張っていた人たちがトップにいました。

小林
そうですね。今まさに団塊の世代が、抜け始めてきたところだと思うので。

みなさんの肌感覚があると思うんですけど、ぎりぎり50歳ぐらいの父親世代までだったら話通じるなという感覚はないですか?

松岡
分かります!

ちなみに小林さんが「こういうことをやりたい」と話すとき、理想の社会はどういうイメージでしょうか?

小林
「階級はあるけれど流動性がある社会」ですね。

アメリカのよくない部分だと思うのは、「私たちはフラットですよ」みたいな体でいること。

松岡
建前として。

小林
そう!でも、それはうそで、現実は階級社会じゃないですか。

建前でそうしてしまうと、結果、流動性がなくなるんですよね。「階級なんてないから、流動性も担保しなくていいよね」みたいになってしまう。

松岡
流動性がないがしろにされるということですよね。

小林
ある程度は階級があったほうが、下に位置する人も「食ってやるぞ」と思って元気になるじゃないですか。そこから才能も出てくるし。それは吸い上げていかなきゃいけないと思うんですよね。

松岡
その部分でいうと、スポーツにも階級があって、「協会が決めたことには、選手は口を出すな」という雰囲気もありますね。

小林
それぞれケンカしたりしますよね。たとえば、「あのスポーツの連盟は、県連盟と仲が悪い」みたいな。

松岡
県連盟と仲悪いけど国とは仲いいとか、よく分からないことがありますね。

小林
そんな狭い世界でどうするんだよと思いますけど、世の中の真実じゃないですか。

産業界を見ても、まだまだアナログなほうが大きいし、人間が産業の中心なんだからそれは変わらないですよね。

松岡
いきなり全部変えるのではなく、いかに、現状を改善していくかというところ?

小林
あんまり飛んだことはできないなという。

松岡
小林さんが言われた言葉を「そうだね」とコメントしている方が非常に多いんですけど、その反骨精神はどこから?

小林
生まれつき悔しがりなんですよね。たとえば羽生選手が優勝すると悔しくないですか? 

自分の2歳下ぐらいですけど、「え? オリンピック出てるんだけど…、ちょっと悔しいな」って思うじゃないですか。(笑)

松岡
たしかに。

小林
高校生のときに甲子園を見ても、「悔しいな!」「でもこいつら、すげえ!」みたいに思いますよね。

松岡
そういうところから、生き方であったり、決断の種類って変わっていくんでしょうね。みんなが悔しいって思っていたら、それこそとんでもない社会になりそうな。

小林
いや、いいじゃないですか。元気いっぱいで!(笑)元気いっぱいですよ。そしたら、みんな、安保闘争でも何でもするんじゃないですか。本当にそのほうがいいですよ。

松岡
たしかに。そう考えると20代も中盤で、こんな近くに革命を起こそうとしている方が隣にいると、私はちょっとドキドキはしているんですけど。

小林
僕は自分の人生、そうプログラミングされていると信じているんですけど、それは死なないと分からないですからね。

松岡
小林さんの世界征服論がどうなっていくのか、今後も楽しみにしています!

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