20181213ami_FABLICTOKYO森さんrev

洋服には人を元気にする力がある。「表現者」として、アパレルで起業した原点

本記事は、FABRIC TOKYO森さん(@yuichiroM)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社FABRIC TOKYO 代表取締役社長 森 雄一郎さん

amiファシリテーター森(以下、ami)
FABRIC TOKYOの森雄一郎さんにお越しいただきます。よろしくお願いします。

FABRIC TOKYO森さん(以下、森)
よろしくお願いします。こんにちは。

ami
今日もカッコいいスーツをお召しになられています。


ありがとうございます。

ami
初めてFABRIC TOKYOさんのことをお知りになる方もいると思うので、最初に自己紹介と事業説明をお願いしたいと思います。


FABRIC TOKYOの代表の森です。FABRIC TOKYOは、いわゆるDtoCのオーダースーツ・オーダーシャツのスタートアップです。2014年に始めて約4年半ぐらい経ちました。

お客さまには都内各地の店舗に来ていただいて、まずは自分の体のサイズをデータ登録していただくんですね。そうすると、「いつでも、どこでも、オーダーメイドで」ECサイトでスーツが買えるといったサービスです。

ami
「森さん、おしゃれグォ」と、ペンギンからコメントが来ています。


ペンギン、ありがとうございます。

ami
森さんがどんな起業家だと自分のことを思っているのか、起業のタイミング、この2点についてお話を伺っていきたいなと思っております。

森さんは、FABRIC TOKYOを、大学を卒業してからいきなり立ち上げたわけではないと思うのですが、どういった経緯で、FABRIC TOKYOにたどり着いたのかお話いただいてもいいですか?


実は私、大学のときから自分で事業を立ち上げていました。それは、アパレルのファッションの情報Webメディアでしたね。

ami
ファッションが大好き?


そうです。洋服が大好きで、それをどんどん発信していたんですよね。

パリコレ、ニューヨークコレクション、ロンドンコレクションにも行って、現地でデザイナーさんに無理やりアポイントメントを取って、インタビューして、それをネットで発信するといったことをやっていました。クライアントからスポンサーがついたことも経験しましたね。

ami
すごい!


就職活動の時期になっても「自分でやればいいや」と思い、事業化しようと決意していました。

ami
ファッションが好きだったというのはいつぐらいからでしょうか?昔から好きだったんですか?


中学校ぐらいのときから、ファッション雑誌の立ち読みをずっとしていたという感じですね。

ami
ファッションの魅力って何ですか?


ファッションの魅力は、やっぱりそれぞれの個性が尊重されるところですね。

それぞれの人がそれぞれのスタイルを持てるといったところが、すごく個性的で楽しいんじゃないかなと思います。

朝起きたときに、「今日何を着ようかな」と思って洋服を着るじゃないですか。バッチリ決まったとき、お気に入りの洋服を着れたときはすごく元気になりますよね。

それが洋服の力だと思います。

ami
たしかに元気になります!


そうして、元気よく家を出ていけるというところが洋服の力じゃないかなと思っています。だからファッションがすごい好きですね。

ami
好きを突き詰めて行動する、その熱意がすごいと思うんですが、こういった行動力は人一倍強かったんでしょうか?


うちの役員にも聞かれたことがあるんですが、行動力はけっこう強いですね。思い返してみればたしかに小学校時代からそうだったと思います。

僕の小学校時代ってミニ四駆やハイパーヨーヨー、遊戯王やポケモンカードがめちゃくちゃ流行ったんです。

それは友達を呼んで一緒に楽しむのが普通ですが、僕は学区内でミニ四駆のレース大会を開いたりしていたんですよ。

ami
まさに主催者!(笑)


小さいころから、「流行っているものを早めにキャッチしてそれでオーガナイズすること」がすごく好きだったんでしょうね。

ami
そういう事を実践している人が、身近にいたんですか?


何ですかね…。父親がパソコンメーカーで勤めていたので、子どものときからPCがあったんですよね。

インターネットも小学校時代から使っていましたが、情報はとにかくキャッチして、さらに広めるというのがすごく好きだったんですね。

ami
ちょっと分かります。好きなもの、広めたくなりますよね。

私の周りでは、ミニ四駆の売り場でお店の人がやっているくらいでしたが。


田舎に住んでいたので、チャンスがないから自分でやるしかなかったという環境だったのかもしれないですね。

中学校時代には、自分でWebサイトを立ち上げていました。岡山出身なんですが、ラーメンも好きだったので、その情報を集めようと思って「岡山ラーメン学会」というBBSの立ち上げもしましたね。

ami
すごいな!


他にも、『HUNTER×HUNTER』というマンガのファンサイトをつくってみて、Yahoo!カテゴリーに登録されたこともありました。それは中3ぐらいだったかな。

ami
好きをすごく突き詰める力と、それを行動してかたちにしてしまうという力が強いんですね。


思い返してみると、たしかにそうですね。

ami
そうすると、部活はあまりやっていなかったタイプですか?


部活はバスケットボールはずっとやっていましたよ。

ami
似合いますね。『スラムダンク』は読んでた?


もちろん! 『スラムダンク』を読んで始めたんです。

ami
じゃあ、エンタメもお好き? ファッションやエンタメ系に興味があったんでしょうか?


そうですね。

ami
流行というか、入れ替わりが激しいというのも興味を引くポイントなんですか?


常に情報をキャッチしていないと、すぐ変わっちゃう業界だと思いますが、変化することはすごい楽しいと思いますね。

ami
いいですね!

事業を大学時代に立ち上げて、そのあとどうしたんですか?


就職活動の話もあったんですけど、全く興味が湧かなくて。

僕はファッションも映画も好きだし、小説もすごい好きなんですけど、僕が憧れている人たちというのは、バンドマン、音楽家、アーティスト、映画監督、ファッションだったらファッションデザイナー、ファッションショーの演出家といった方たちなんですね。

ami
表現者ですかね?


そうですね。表現者、クリエイターだと思います。

大学時代に事業をやっていましたけど、自分は起業家だと思ってなくて、クリエイター、表現者という感覚ではいたんですよね。

僕が憧れている人たちもみんな表現者だったので、自分も表現者にならないとな、という思いはありました。

ami
使命感みたいな。


そうですね。なので、東京に出てきたときはファッションの演出家のアシスタントをやっていたんですよね。

東京コレクションとか、東京ガールズコレクションとか、ガールズアワードとかあるじゃないですか。その裏側の演出をやっているところです。

ami
すごい!今だと日本でもかなり注目の高いファッションショーになっていますよね。


僕は地方の大学生だったので、東京に出てきたんですが、就職というよりも徒弟制度みたいな感じでした。分かります?(笑)

ファッション業界のアシスタントと同じような感じなんですよね。それで、少ない給料でずっと2年間ぐらい働いていたんですよ。

ami
生活はどうしていたんですか?


生活は、朝と晩はバイトして、週末も日雇いのバイトをしていました。

ami
けっこう、そういう下積み期間があったんですね。


365日何かしら働いていましたね。

ami
すごくスマートなイメージを持っていたんですが、意外でした。それを2年間ぐらい経て、そのあとは?


そのあと起業しようと思ったんですけど、その時に運よく、大変尊敬できる経営者に会いました。

不動産のスタートアップ、ソーシャルアパートメントという会社の、山崎さんという経営者です。

その会社は今はもう数百人規模になっていますが、そのときは会社メンバーがまだ4人だったんですね。

その会社で面白い、新しいプロジェクトが立ち上がるという話があったんですが、「これはすごく面白いな、挑戦になるな」と思い、一旦自分で起業することは保留しました。

それでそのプロジェクトに関わらせてもらい、営業やマーケティング、事業開発から物件開発までやらせてもらいました。楽しくて、2年間ぐらいいましたね。

ami
森さんの経歴を拝見すると、ファッション、ファッションときている中で、不動産が1つだけあって、何でだろう?って思っていたんですよね。


そうですよね。僕、もともと建築家になりたかったんです。

ami
どういうことですか?


高校生のときは建築家になりたくて、そのときは建築の雑誌をとにかく集めていました。

ami
集めてたんですね!(笑)


不動産ってめちゃくちゃ面白いですし、ソーシャルアパートメントの「デザイナーズのシェア住宅を大人向けにやる」という事業もすごく面白いなと思って。

ami
デザインという観点ではちょっとファッションと近いですね。


ファッションが好きなのも、ライフスタイルに寄り添っている商材だからなんですよね。

さっき言ったように、朝起きて洋服を着ることは日常的にすることだし、不動産も毎日何時間も過ごすという場所なので、そういった人々の生活に溶け込むような事業がすごく好きなんですよね。

ami
クオリティ・オブ・ライフを高めるものにすごく興味がある。


そうですね。

ami
そのあとメルカリに行かれているんですよね?それはどうしてでしょう?


2012年に会社をつくって、事業を何個も立ち上げたんですよ。その事業も、何個も失敗して、合計7つぐらい失敗しているんです。

ami
そうなんですか!


7つぐらい事業を立ち上げては閉鎖し、すこしうまくいった事業でも、自分がコミットできない領域だと、知り合いの会社に譲渡したりしていたんですね。

そのときはすごい悩んでいて、「どうしようかな、自分は起業家として実はセンスがないんじゃないかな」と考えてしまった時期がありました。

そのときに出会ったのが、メルカリの創業者の山田進太郎さんでした。

山田進太郎さんとTwitterで出会って、それでSkypeでお話させていただいたらすごく意気投合して、メルカリのフルタイム4人目で働くことになったんですね。

ami
創業期ですね。


そうですね。1年間ぐらいいたんですけど、すごくいい経験をさせてもらいました。

ただ、僕の目的が起業するということだったので、1年ぐらいで辞めさせてもらって、それで今の事業を立ち上げたのが2014年ですね。

ami
メルカリでの学びは何かありましたか?


スケールする事業の面白さというのは、中にいてすごく感じました。

あとは、1つの目標に対してチームで一緒につくっていくグループ感が、すごい素敵だなと思いましたね。いまだにメルカリのメンバーとはすごく仲がいいですけど、すごく情熱的な人たちが多くて誇らしいですよね。

そういったところが一番の学びかなと思っています。

ami
チームで一丸となって何かを達成していくという面白さといったものをそこで得られたんですね。

事業をいくつか失敗したというところで、FABRIC TOKYOとして挑戦することに怖さというのは感じなかったですか?


いまだに、そういった挑戦することの怖さは全く感じてないですね。

むしろ挑戦しないことへの恐怖のほうが強くて、とにかく僕は考えるよりも行動するタイプなんですよ。

ami
今までのエピソードを聞いていると、まさにそんな感じですね!


原体験からしてそうですね。(笑)

だから、挑戦しないほうが僕の中ではすごくリスクが高いです。

ami
何となく森さん像が見えてきました。好きに忠実で、好きなことはとことん情報収集。

自分で情報収集して、自分の情熱をビジネスというかたちで表現しているというのが現在の森さんですか?


そうですね。

ami
FABRIC TOKYOの森さんでした。本日はありがとうございました。このあとは、10月にamiライバーとして登場してくれた、OneNovaの高山くんと私がチェンジをしまして、森さんと対談していただきます。


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
3

ami

起業家と未来の仲間をつなげる「ami」の公式noteです。 https://ami.live

amiライブ note

「起業家とサポーターがつながるライブアプリami」のライブ配信の様子を書き起こし、編集してお届けします。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。