20181004_フラミンゴ牟田さん

多文化共生社会の実現。誰もがバックボーンを活かせる語学サービスはなぜ生まれたか

本記事は、フラミンゴ牟田さん(@Yeahman18Roots)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社フラミンゴ COO 牟田 吉昌さん

amiファシリテーター藤野(以下藤野)
フラミンゴCOOの牟田さんに来ていただきました。

牟田さん(以下牟田)
よろしくお願いします。

藤野
簡単に今どういうことをやられているかと、自己紹介をお願いします。

牟田
フラミンゴの牟田と申します。

フラミンゴはCtoCの語学サービスとして、在留外国人の方と語学を学びたい日本人のマッチングを提供しています。

僕はフラミンゴのCOOをやっていて、主に執行部分の責任者とコーポレートや組織の責任者として日々業務をしています。

藤野
ありがとうございます。ハッシュタグに「多文化共生社会の実現」とあるんですけれども、これはどういうことでしょうか。

フラミンゴが目指す社会とは

牟田
フラミンゴをそもそも始めたきっかけの話になります。弊社には金村というCEOがいますが、彼はもともと大学の友人で、彼のルーツが在日韓国人でして。

僕自身も小学校1年から6年間中国にずっと住んでいたこともありましたが、やっぱり日本では、少なからず外国人が信頼されないことがあったりとか、壁を感じることがあるなと思ったんです。

そういった意味合いで、皆が同じ国で楽しく働ける、コミュニケーションを取れるような社会を実現したいなと思っています。

そこで「多文化共生社会」というミッションを我々はおいてますし、そういったことをやりたくて事業を始めています。

藤野
それをやりたいという思いがあって、ジョインしたんでしょうか?

牟田
実はフラミンゴが立ち上がって3ヵ月目に金村と初めて会ったとき、彼から「こういったこと実現したいんだよね」と聞いていました。

大学時代から手伝ってはいて、一回就職したものの、そういったミッションに向き合いたいなと思って、去年の年末に再ジョインしました。

藤野
一回就職した後でもう一回フラミンゴやりたいと思ったのは、どうしてだったんですか。

リクルートからフラミンゴに飛び込んだ理由

牟田
僕はリクルートという会社に就職したんですけど、そこでは決済の新規事業を担当していて、開発のディレクションをやっていたんですね。

その時はキャッシュレスの実現というミッションに向き合ってたんですが、それはすごいやりがいがあったし、僕にとってもすごい勉強になったんです。

一方で、自分の原体験がありました。自分がこのミッションを心から実現したいという強い思いが、フラミンゴの事業に対してのほうが、心が熱くなるというかワクワクがすごい強かったんですよね。

もう一つは、スタートアップという本当に新しいことを作っていくというワクワク感やスピード感を体験したいと思いました。

そして最後に優秀な仲間。金村ないし弊社のメンバーたちと本当に一緒にやっていきたいなと思いました。

そういった3つの観点で、もう一回ジョインしようかなと思いました。

藤野
ジョインする時に、金村さんにはどういうふうに伝えたんですか。

牟田
どちらかというと僕から行ったんですよ。

「まだ若いしこのミッションを成し遂げたい。20代なりに挑戦して、この事業を立たせたい強い思いがあるから、一緒にやりたい」と。僕からまず提案したんですよ。そしたら彼も、「じゃあ一緒にやろうよ。ぜひぜひ」といってくれたんです。 

もともと声をかけてはくれていたんですけど。当事者意識を持って、自分から行くっていうのが大事かなと思って、自分から話しました。

藤野
友人同士っていい部分と悪い部分があると思うんですけど。実際、ジョインしてどうですか。

牟田
そうですね、メリットとデメリット両方あると思います。

やっぱりメリットは心から向き合って話せるところかなと思っています。

年齢層も近いですし、もとからの信頼もあるので、そういう意味合いで事業に対する熱いコミュニケーションもしやすい。ある意味もう仲間というか、ビジネスマン以上という感じですね。

一方デメリットもあって。熱くなりすぎること。「これ俺もやりたいんだけど」みたいに白熱する。

意見が合わない時、ちゃんと落ち着いて話すことに最初は苦労してましたね。

藤野
フラミンゴのサービス自体のことでお聞きしたいです。

うんちゃんさんから、「英会話サービスがたくさんある中で、CtoCにした理由が知りたいです」というコメントがきています。

牟田
弊社は語学サービスをやってるんですけれども、 本当のミッションはさっき言った「多文化共生社会の実現」なので、語学サービスにこだわっているわけではないんですね。

外国人が日本に来て、居酒屋とかコンビニで給与を安く働くよりも高い給料が貰えるような稼げる仕組みを提供したくて、語学サービスを始めています。

例えば、一般的な語学スクールと同じような仕組みでサービスをやってしまうと、外国人の方に対して充分な稼げる場所が提供できないことと、スケーラブルではないということがあります。誰もが先生になれるとは限らないので。

外国人誰もが自分のバックボーンを活かして活躍できる。稼げる仕組みを提供したという思いから、CtoCサービスを始めています。

藤野
先生が稼げる仕組みを作るところにもコミットするということなんですね。

牟田
そうです。

藤野
なるほど。「フラミンゴはオンライン英会話じゃなくて、オフラインですか」ってコメントがあります。

牟田
そうです。弊社はリアルのマッチングサービスでして、実際に会って話せるようなサービスになってます。

オンラインをやっていないのは、どうしてもオンラインだとライブの緊張感とか伝わらなかったりするじゃないですか。

実際に会って、その人の文化や考えていることに触れ合っていくというほうが、ユーザーにとっても外国人にとってもすごくいいんじゃないかなと思って、リアルにしています。

藤野
じゃあアプリで知り合って、そこからオフラインで会ってもらう流れですね。

牟田
そうですね。アプリを開いていただくと、自分に合いそうな先生がいます。今5,000人ほど先生が在籍してるんですけども、その先生を見てみましょう。

たとえばこの人はポーランド出身で、ポーランドの映画が好きで、めちゃくちゃイケンです。 

それで、その人に実際にレッスンを受けたいなと思った時に、やり取りをして、好きな場所で、好きな時間に会って、レッスンをやるというサービスですね。

藤野
最近何か新しいニュースがあったみたいですね。

牟田
今週の火曜日に、法人向けのサービスも始めました。

先程の多文化共生社会の実現の話になるんですが、やはり外国人にとってもっと稼げる仕組みを提供していきたいなという思いがあります。そして法人に対しても、友達から聞くかぎりではすごいニーズがあるなと思いまして。

外国人が稼ぐ量を増やすという一方で、事前に先生がオフィスまで行って、皆さんの隙間時間にレッスンできるようなサービスを展開しています。

藤野
なるほど。先生はどうやって集めてるんですか?

牟田
先生はそうですね、最初の時期は自分は大学生だったんで、留学生に会って「ちょっとこういうのやってるんだけど」と話をしていたんです。

気づいたらリファラルで、紹介が紹介につながって、何もしなくても先生が入ってくるような仕組みになってきました。

なので僕らが今何もしなくても毎月2~300人の先生が登録してもらっていて、本当に優秀な先生がいらっしゃいます。

外資コンサルで平日は働いてるんだけれども、土日にちょっと自分の英語を教えたいみたいな方もいますね。

藤野
先生同士のコミュニティとかもあるんですかね。

牟田
あります。すごい驚きだったのが、中国WeChatの在日留学生コミュニティの話です。

そこで勝手に誰かが「フラミンゴっていうサービスめちゃくちゃ良くて、稼げるし、ほんとにサービスとしてもいいよ」というふうに、オピニオンリーダーというか、アーリーアダプターの方が言ってくれたんですね。

それでみんなが「それじゃあやろう」と登録してくれるというような感じになってきています。

藤野
日本人でも登録できるんですか。

牟田
できますよ。実は結構日本語を教える日本人の講師もいて、フラミンゴでは外国人の方は教えるだけではなく、教わることもできます。

藤野
英語以外もやってるんですか。

牟田
そうなんですよ。よく英語ってメインで言われるんですけど、42ヶ国語対応していて、中にはスワヒリ語もあります。

藤野
42ヶ国語!?

牟田
日本にいる外国人って多種多様で、いろんな国からいらっしゃってるので。

スワヒリ語とかヒンズー語とかもあったりします。僕もびっくりしました。

藤野
すごい面白い。牟田さんも教えたりしてるんですか。

牟田
そうですよ。僕も実は帰国子女でもあって、中国に住んでいたので、中国語を幅広く教えています。

なので、フラミンゴのアプリの中で僕のレッスンも予約できます。

藤野
牟田先生にも予約できるということです。

コメントで、「リクルートにいた時と今ってぶっちゃけどっちが楽しいですか」ときています。

牟田
これはちょっと難しいですね。(笑)

難しいですけど、楽しさでいうと、正直今じゃないかなと思います。

リクルートは大きなミッションで、みんなでやって行くみたいなところですけど、今はやっぱり経営視点に立って考える。問いの違いだと思います。

リクルートは「どうやって」実現していくのかというのを考えますが、僕は今はどちらかというと、「なぜ」を考えるほうが多いですね。

「なぜこれを取り込むのか」とか、「なぜ外国人のためにやっているのか」というところに向き合っているので、問いが違ってきます。

問いが違うとやることも変わっていくので、幅も広がりますし、やるオペレーションの業務も増えますよね。

いろんなことを体現できて、それが実際に世の中に届けられている実感もあるので、前も楽しかったですけど、今も楽しいですね。

藤野
「休みの日は何してるんですか」といった、プライベートな質問があります。

牟田
休みの日は、やっぱり体調管理は大事にしたいなと思ってるので、結構ジムに行ったりします。

ゴールドジムに行っていますね。ハッシュタグにも書いてますけど。

藤野
ゴールドジムというね。絵にも描いてますね。

牟田
たまに著名人にもあったりはしますね。

藤野
うんちゃんさんからコメントです。「先生との共通の会話で盛り上がれたら素敵だと思うんですけど、先生の詳しいこととか趣味的なことってわかるんですか?」

牟田
先生によっては、プロフィールにいろんなことを書いてる人もいるんですよ。

「僕は週末こういうのやってます」みたいな。最近僕もレッスンを受けてるんですけど、例えばリズ先生っていうイランの先生がいらっしゃいます。

(上記画像:フラミンゴアプリ上のリズ先生プロフィール)

彼は俳優を目指してるんですね。日本に来てネットフリックスの俳優になりたくて頑張っています、と書いてるんです。

「映画に興味がある方ぜひ」って書いてあるんで、いろいろ聞いたら、ほんとに映画の話めちゃくちゃ詳しくて、いろいろ話してくれるんです。

藤野
共通の話題で盛り上がることもできますね。

今日はフラミンゴの牟田さんに来ていただいて、サービスのことを中心に聞きました。次回もお話聞きたいと思うので、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。

【ファシリテーター藤野からのコメント】
フラミンゴ牟田さんは、いつお会いしても親しみやすい一方で、自らが掲げるビジョンに向けて行動力のある方です。ライブでは、多文化共生社会の実現という壮大なビジョンのもと、「語学」を学べるだけでなく、「外国人が稼げる仕組み」をつくりたいという熱い想いに触れることができました。フラミンゴのサービスは、英語以外の語学も学べること、また先生の個性やオフラインのレッスンを大切にしていることに共感しました。語学を学びたい人だけでなく、日本にいる個性豊かな外国人の方とお話したい人はぜひ、フラミンゴを使ってみてサポーターになりましょう!(牟田先生の中国語レッスンもぜひ!)


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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