XHACKさん-01

「多くのものは錯覚資産」世の中を圧倒的に良くするために異色の2人が選んだ道

本記事は、X-HACK 松田さん(@XHACK20)と長岡さん(@hid9hiro )のamiライブ配信の書き起こしです。

起業家紹介

株式会社X-HACK 左:代表取締役CEO 松田 信介 右:co-founder 長岡 英史

スクールだけの運営はしたくない

amiファシリテーター 松岡(以下、松岡)
本日はX-HACKの松田さんと長岡さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
早速ですが、どういう事業を展開をされているのか、簡単にお話していただいてもよろしいでしょうか?

X-HACK 松田さん(以下、松田)
うちの会社はシステムの受託開発と並行して、初心者向けのプログラミングのスクールを運営しています。現在は平日の夜や週末に、初心者・中級者向けのプログラミングの勉強会を精力的に開催しているという感じです。

松岡
受託開発とエンジニア教育支援事業を同時にやっていらっしゃいますが、なぜ2つの軸で事業を展開しているのでしょうか?

松田
エンジニア育成スクールってたくさんあるんですけど、現役のエンジニアがちゃんと現場でやっている技術を教えるということにすごく価値があると思っているからです。

スクールだけではどうしても現場との知識やトレンドと乖離が出てしまいます。常に最新の技術で、実践で使っているものを教えるというのが価値になると思っているので、なるべくスクールのみの運営というふうにはしたくなくて。

また、受託開発の仕事も部分的に手伝ってもらうことで、生徒さんはより実践的な知識を身に付けることができます。

X-HACK 長岡さん(以下、長岡)
スクールで勉強するときに一番不安だと思うのは、この勉強を続けて本当に開発できるのかというところがあるかなと思っていて、それを取り除くためにもシームレスに実際の仕事の開発現場にも入れる、というのは不安解消の点でも非常にメリットがあると考えて、こういうかたちにしています。

エンジニアになった2人の原点

松岡
かなり実際の技術であったり現場というものに強いこだわりを感じるんですが、実際にお二人は現役のエンジニアですよね?

松田/長岡
はい、そうです。

松岡
もともとエンジニアを志望していたのでしょうか? 

松田
いえ、元々は営業事務畑で。

高校卒業後、2年ぐらいフリーター的にぷらぷらしていたんですけど、さすがにこのままじゃヤバイなと思って、適当に面接を受けて合格した中古車輸送の会社に入社したのがファーストキャリア。なので全然プログラミングとは縁遠いんです。

ただこのままこの会社にいても「ほかの会社でやっていくスキルは身に付かない」と思い、26歳くらいの時にプログラマーを志して転職をしました。

松岡
なぜそこでプログラマーだったんですか?

松田
ちょうどそのときiPhoneが出始めたタイミングで、セカイカメラやARといった新技術が生み出された頃でした。初めてそれを見たときに、「これは絶対に大化けするぞ」と。この技術革新の波に乗らない手は無いだろうと思ったんです。

また、今後ITが拡大していく中で、その基礎であるプログラミングはそう簡単に無くなる技術ではないだろうと感じていたというのもあります。

単純に好きだ、という感情と食いっぱぐれないだろうという打算と、この2つが噛み合いました。

松岡
長岡さんはいかがでしょう?

長岡
私は、新卒で外資系のコンサルティングファームに入社しました。

ただ就職活動のときは、インターネット系企業とコンサルティングファームの2つで迷っていました。結果コンサルを選ぶんですが、実際に働いてみると、あぁ自分はものをつくったり、リアクションを直にもらえる環境の方が合っているな、と感じたんです。そこで、インターネット業界に転職したんですね。

そこからいくつか転職したり起業したりしていく中で、実際にコードが書けないとエンジニアと一緒に働くにしてもなかなかうまく物事が進まないなと実感し、もともと興味自体はあったので勉強してエンジニアにキャリアを変えたという感じですね。

エンジニアのには錯覚資産が多い

松岡
お2人の話を聞いていると「必要だと思ったからやりました」というふうに、結構簡単に聞こえてしまいますが、一般的に「エンジニア」という職業への障壁は高いと思います。

エンジニアがやっていることは、非常にレベル高いのではないか?って私自身構えてしまう部分があるのですが、それって意外とそうでもないんですか?

長岡
そこで言うとよく分からないものがすごく見えてしまう、というのは結構あるなと思っていて。

最近の流行りで言うならば、錯覚資産とかそういう言葉になるかなと思うんですけど、凄そうに見えることと、実際にやってみることの差は皆さんの想像以上にあります

もちろん生産性が1万倍違うとか、向き不向きはあるものの、ちゃんと勉強しながら実践を繰り返していけば、現場で働けるエンジニアになることは誰でも可能だと思います。

メジャーリーグで野球をしようって話ではなくて、ちゃんとキャッチボールを続けていけば仕事ができるというような業界なので。

松田
そうですね。天才的なプログラマーになるには特殊な才能が必要だと思いますが、一般的なエンジニアの仕事の多くはバグの修正だったり、既存機能の追加・改修、新規サービス構築と言っても既にあるものや、それにカスタマイズしていくみたいなところなので、何か新しく完全につくるというよりは、積み上げていって動くものをつくっていくということが多いです。

なので、特殊な才能がないとできないとか、特殊な訓練を積んでいないとできないということはないと思います。

松岡
ありがとうございます。長岡さんがプロすぎて、出演していただきながらライブのコメントにも参加してくださっているという、神業を見せてくださっているんですが。

松田
ええ。集中してくださいって、はい、すみません。

松岡
(笑)いや、全然大丈夫ですよ。ありがたいです。

長岡
ある意味、集中しています。

表面で見えるものの影響が大きすぎる

松岡
なので、ここからユーザーからの質問コーナーに移りたいと思います。
あつこさんから「一番のギャップが知りたいです。外から見ていたのと、実際にやってみての違いは」ということで。

松田
想像していたのとギャップですか…。思ったより泥臭いなというのはありました。すごくエレガントなことをやっているようで、本当は1行書いてはちゃんと動くかの確認ということの繰り返しと、あとは常に進化していくものではあるので、勉強し続ける必要性がある、というのはギャップだったかもしれません。

長岡
エンジニアをやる前は画面に映っているものしか分からないので、その裏側で何がどう動いた結果そうなっているのか、というのは全然知らなかったというのはありますね。

だから、実際やってみると裏側のほうが様々なことをやっているんだなというのがあって、知る前は簡単に思えていた画面の修正が大変に思えてしまったり。

表面で見えるものの影響が大きすぎるというところが、一番のギャップだったかなという気がしていますね。

松田
そうですね。ボタンを1個出すというと、ボタンをただ配置するだけじゃなくて、そこを押したときの挙動と、それがエラーだったときの挙動と、そのボタンを置くことによって変わる遷移とか全体の構成というのを考え直さないといけないので、ただボタンを置くだけといっても実は大変だったりしますね。

けっこう簡単に、なんでボタン1個追加するのに2週間かかるんだみたいな。(笑)

松岡
なるほど。勉強になります。

というわけで、エンジニアの実際の業務の難しさを垣間見れたのですが、何故そこでお2人が、教育という方向に事業を展開されたのかが気になっているんですよ。

新しい技術をつくったり、プロダクトをつくるという方向に進むのが一般的だと思うのですが、テロップにも出ているようにエンジニアリングで世の中を0.01%よくするために人を教育するほうに振ったわけですよね。

どういう理由があるんですか?

松田
世の中にはたくさんの仕事がありますが、ちょっとした工夫とかちょっとしたプログラムを書くだけで劇的に改善するものも同じだけ多いんです。ただ、それに気付けていない人、会社があまりにも多い。

だから、コンサルが存在しているんですけど。

ただ、みんながちょっとだけでもプログラムを書けるようになると、劇的に世の中全体がよくなる実感があるんです。

自分1人でそれを1社1社、中に入って「この業務はこのツールを入れたらよくなりますよ」というのは現実的に無理ですし、いくらプログラミング能力を今から伸ばしたとしても、せいぜい2倍とか3倍ぐらいにしかならないんです。

ただ自分の持っている知識を広めると、10人教えれば単純に10倍、100人教えたら100倍となり、自分の能力を底上げするよりも、自分が今できることをやれる人を増やすほうが圧倒的に効率がいい。実は教育が一番効率がいいんじゃないか、ということで教育事業を展開するようになりました。

松岡
もっともっと聞いていきたいところにはなっているんですが、お時間が来てしまいました。

X-HACKさんのお2人には3月29日に来ていただきますので、そこでもっとX-HACKならではの仕組み、秘密というものを追求していきたいなと思います。

それでは、本日初回の配信でしたが、お2人ご感想はいかがでしたか、まず、長岡さん。

長岡
すごく楽しかったです。やっぱり質問をもらえるってすごく楽しいなというか。

松田
たしかに。

長岡
なので、どんどんもっといろんなことを聞いていただけると、どんどん答えていきたいなと。あと、やっぱり発信していくことですごく自分の学びにもなりましたし、また次回もよろしくお願いします。

松田
質問、答えられなかったやつはTwitterで回答したいなと思っているので、後で読ませていただいて答えられるやつは答えたいと思っています。

次回もまたよろしくお願いします。

長岡
よろしくお願いします。

文・写真:ami編集部

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ami

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