20181216_whooop_小林

起業は「世界征服」の一手段。スポーツ×エンタメの起業家の頭の中

本記事は、whooop!小林さん(@tsukukobaan)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社ventus 代表取締役CEO 小林 泰 さん

amiファシリテーター町田(以下、町田)
本日はwhooop!の小林さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。

まず、どういったサービスが簡単にご説明いただけますか?

whooop! 小林さん(以下、小林)
よろしくお願いします。

whooop!は、プロスポーツやアマチュアスポーツの電子トレーディングカードを発行して、ファンがそれを買うことで、応援の履歴が分かるようなサービスです。

町田
ありがとうございます。

このサービスをはじめたきっかけはどういったものだったんでしょうか?もともと起業したいという思いがあったんでしょうか?

小林
「起業したい」という思いはなかったと思います。

小学生のときに、「あなたの夢は何ですか?」って書かされたりするじゃないですか、何て書きました?

町田
僕は宇宙飛行士ですね。

小林
めっちゃいいですね。

でも、僕はぜんぜん素直じゃなくて天邪鬼だったので、宇宙飛行士とかサッカー選手とか医者とか、形容されるものって夢になり得ないと、小学校2年生ぐらいのときに思って。

町田
小学校2年生のときに?

小林
そう!これは書けないと思って、空欄で出したんです。「いや、僕は僕でありたい」みたいな。(笑)

町田
めちゃくちゃカッコいい!

小林
夢って職業では定義できない。

それで、僕はどういう人間になりたいんだろうと思って日々、図書室に行って本を読むわけです。

町田
過去の偉人の?

小林
たとえば、ナポレオン、カエサル、アレクサンダー大王とか。

そうすると、軍人が一番カッコいいなと思ったんですけど、今は21世紀だしなれないじゃないですか。

日本に生まれちゃったのでどうしようかなと思って、残ったのが起業家しかなかった。

町田
いろいろ候補を絞っていった結果、起業家が一番いいと思ったんですか?

小林
そういう意味でいうと、候補はまだ絞れていないですよ。

町田
じゃあ、ほかにも可能性がある?

小林
どう生きていくかについては、日々考えています。

町田
小林さんは理系の院生ですが、いまやられている事業はスポーツの分野ですよね。そこのつながりをお聞きしたいと思います。

小林
大学のときにアイスホッケー部をやっていました。

スケートリンクが東京には全然ないから、深夜練習をしなきゃいけない。

深夜2時、3時くらいに練習をするのはちょっときついなと思って、それを改善するにはもっと競技をポピュラーにしなきゃいけない、と思ったんですね。

テレビ放送は難しいけどインターネット放送ぐらいならできるんじゃない?ということで、インターネット放送のプロジェクト事業を丸4年やっているんです。

町田
それは自分でやっていらっしゃる?

小林
そうです。もちろん、自分だけではないですが。

町田
メディア以外のかたちでの支援を今、取り組まれていると思うんですけど、それはどういうきっかけで始められたんですか?

小林
アイスホッケーはアイスホッケーで問題があるけど、スポーツ全体で見るとどうだろう、と考えました。

プロスポーツはちゃんと儲かると競技構造がしっかりできてくる。ピラミッド構造に、やる人も増えるし、見る人も増える、そういう環境を作っていきたいと思いました。

「アイスホッケーをやったから、次はちょっとスコープを広げてみようかな、スポーツでこういうことができないかな」と思って始めたのが今の会社とサービスですね。

町田
そうすると、小林さんの中では今のサービスも前のメディア事業も一貫してるんですね。

小林
そうです。めっちゃ一貫してないですか?(笑)

いろいろ飛ばして直接世界征服したいんですけどね、いい方法ないですか?

町田
根本にはあるんですね! 世界征服をするという思いが。

小林
自分の人生を証明するにはまだまだフィールドが狭いし、すごい些末なことをしている可能性はあるんじゃないかなと日々思うんですけど。

でも、目の前のことはすごく大事だし、それは関わってくれる人の信頼にも応えていかなきゃいけないと思います。

町田
今、名を残したいみたいな話があったんですけど、それは小林さんの中で重要な価値観みたいなところなんですか?

小林
めっちゃ重要じゃないですか?

ローマ帝国の話をすると僕、めっちゃローマ帝国が好きなんですよ。

最初、塩野七生のローマ人の物語から始まったんですけど、そのあと、有名な原典古典(リウィウス、タキトゥス、スウェトニウス、カッシウスディオ、ガリア戦記など)を全部読みました。

結局、何かというと、ローマ帝国の彼らはすごい歴史が残っているんですね。カエサルもそうなんですけど、「自分がどう後世に残るか」がすべて人生の第一目的なんですよ。

自分の人生がどう記録されるかがすごい大事で、僕も同じように思ってるんです。

カエサルが言っているのは、「どんな死に方でもいい、その死に方が、死ぬのが突然であるならば」。死ぬのが突然であるなら何でもいい。

町田
今、どう生きるか、どう名を残すかというところがすごい重要というところですね。

小林
そうですね。だから、たとえば、目の前にやっていることは逃げられないし、目の前でやっていること、目の前にあった問題みたいなのはちゃんと解決して次に行きたいし、結果、関わった人がみんな幸せになればいいと思います。

町田
その1つ1つに対して向き合おうと思うのか、それとも、一定の価値観や基準があってそれをもとに決めるんですか?

小林
その意味でいうと、自分がこれをやるべきだ!ということって分かると思うんですよね。

たとえば、「社会保障費がめっちゃ使われています」という問題と、今、僕がやっていることを同列に捉えるかというと別じゃないですか。

自分の現状との関連度みたいなのが、結局、すごい大事ですよね。

町田
今、実際にメンバーの方は何人ぐらいでやられているんですか?

小林
メンバーは社員が3人ぐらいいます。一緒に始めたのが高校の後輩で、高校の後輩周りでエンジニアがいます。だから、半分ぐらいが同じ高校なんですよね。Wantedly経由で入った営業・CSに強い女の子もいます。

町田
ちなみに、その後輩の方とはどういうきっかけで「やろう」となったんですか?

小林
それは、彼がスポーツ系のベンチャーでインターンをしていて、スポーツのことをやりたいとか、サッカークラブのオーナーになりたいとか言ってて、「いいね、いいね」となったんです。

そういう人、あまりいないし、結局、大学よりも高校の人のほうが信頼できるんですよね。

あとは、何をしたいかが一緒なら全然OKですね。

町田
出会いのきっかけは何かあったんですか?

小林
アイスホッケーの配信の関係で、会社の人とミーティングをするときに彼がインターンとしてその場にいたんですね。

町田
じゃあ、それを共通点にして、今のお互いの夢みたいなところが共通して、「やろうか」となったのが始まり。

小林
そうですね。

町田
そういう意味では、仲間集めが最初の頃、苦労されなかったんですか。

小林
どうなんですかね…、あまり苦労を苦労と思っていないかもしれない。(笑)

町田
たしかに、話を聞いていると本当に、新しいことをやるということに対してあまりハードルとか抵抗を感じないんですか?

小林
「新しいもの」は実際に存在しなくて、常に現状をアップデートしなきゃいけないわけじゃないですか。

たとえば、文化祭をやっているんだったら文化祭、今年は去年よりはちょっと更新して、違うことをしなきゃいけないですよね。

「古いこと」と「新しいこと」って二元論では語れないと思うので。

町田
ちょうど、うえのるいーずさんから、「苦労を苦労と思ってない」というコメントがあるんですけど、苦労という意識があまりないんですかね。

小林
どうなんですかね。でも、辛いと笑っちゃうんですよ、面白いなって。

僕はすごい筋トレ好きなんですけど、辛くなってきてからが本番じゃないですか。昨日も登山に行ってきたんですが、辛くなってくると、「寒いし、めっちゃ足重いじゃん、クソ楽しいわ」みたいに思う。(笑)

町田
本当に、そういうストイックにやるということに対して、そもそも、まず、けっこう楽しめるという考え方なんじゃないですかね。

小林
そうですね。文化祭のときでも、トラブルがあったときのほうがワクワクする。

軍人と一緒じゃないですか、「伏兵が現れた!」みたいな、「じゃあ、どうしよう?」「僕、こっちに配置して」みたいに、命がかかってるほうが楽しそうじゃないですか。(笑)

町田
もしかしたら現代の日本よりも戦国時代のほうがすごい活躍されているかもしれないですよね。

具体的なサービスのところの話はまだ深掘れていないんですけど、第2回の配信もあるので、そちらのほうで今日お話できなかった部分をお伺いできればと思っております。

amiとは?

amiは起業家とサポーターがつながるライブアプリです。起業家の方が起業にいたる原体験や実現したい世界などについてライブ配信を行い、ライブ参加者との直接のやり取りを通して共感が生まれ、起業家と、その挑戦を応援するサポーターのつながりをつくります。amiでは、平日の12時から起業家の方が毎日ライブ配信しています。


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