20181022_ONENOVA高山さん

「素直なものづくりをしていきたい」透明なインナーウェアに込めた2人の夢

本記事は、OneNova高山さん(@taigatkym)、金丸さん(@liliank_on)のamiライブ配信の書き起こしです。

右:株式会社ONE NOVA CEO 高山泰歌さん
左:株式会社ONE NOVA CCO 金丸百合花さん

amiファシリテーター町田(以下、町田)
透明なパンツを取り扱うインナーブランドOneNovaのお2人の配信を始めたいと思います。よろしくお願いします。

OneNova高山さん(以下、高山)
よろしくお願いします。

OneNova金丸さん(以下、金丸)
よろしくお願いします。

OneNovaのコンセプト“透明”

町田
さっき一瞬紹介させていただいたんですけど、OneNova、“透明”なパンツというワードでも出てると思うんですけども、具体的にOneNovaっていうのがどういうことをやっていて、何が透明なのかみたいなところを簡単にご説明いただいてもいいですか。

高山
初めまして、OneNovaの代表の高山です。

金丸
一緒に創業した金丸百合花です。よろしくお願いします。

高山
簡単に説明していくと、今、メンズのボクサーパンツをつくっていて。最初はオレンジとブルー2色を始めてクラウドファンディングから始めました。

新しい色ができて。今日、せっかくいい機会なので。

町田
遂に!

高山
その発表もしたいなと思ってて。一緒に見せていきます。

まずミントグリーンができて、そして、いろんな人から要望あったネイビーもできて、最後にグレーもできました。なのでようやくベーシックカラーが揃って、より多くの人が求めやすいんじゃないかなと思います。

町田
そうなんですね。今、見た感じで、パンツは別に透明じゃないって思うんですけど、何が“透明”なんですか。

高山
生産工程とかものづくりに関わるコストとか、人、場所とか、それを全部見せていこうかなと思ってて。その理由も含めてちょっと説明したいなと思うんです。

町田

つまり、今まで服にどういうコストがかかってるとかっていうのを説明すると。

関わってる人とか顔とかをすごい分かりやすくしようとしてるブランドみたいなイメージだと思うんだけど、なんでそこにたどり着いたか、原体験の部分をぜひ聞きたいです。

高山・金丸
了解です。

高山
まず、自分と金丸は大学に進むための塾が一緒で、一緒に勉強して慶応のSFCに目指したんですけど、そのときに5人組ぐらいで仲良くて、大学無事みんな受かってSFCに入学しました。

自分は中学校のときからずっと起業したかったんです。でも、大学に入ってすぐ仲間見つけようとしてもあんまり見つからなくて。

一方金丸は高校時代にずっとフェアトレードのバランゴンバナナっていうものをずっと売っていて、フェアトレードにすごい関心があったんですよ。

塾一緒だったから、大学に入っても同じ塾でバイトをし始めて、シフト被った日の帰りに一緒にラーメンに行きました。

町田
おお、身近な話。

高山
自分は「起業の相手が見つからない」っていう相談をしたんです。

一方金丸はバナナで大学受かったのはいいけど、大学で何したらいいか分からないっていう悩みがあった。

「ラーメンおごるから一緒に起業しよう」って伝えて、それが最初の起業するストーリーだったんですよ。

町田
なんで、そこからパンツっていうところに? 

金丸
高山が人と同じことはやりたくないっていう性格で、一緒に起業しようってなってから、「何やる?衣食住のどれを選ぶ?」と話しをしました。

もともと高山が高校生のときに、エシカルファッションに関心を持っていたのもあって、「衣食住だったら衣にしよう!」ってなったときに、「Tシャツとかじゃつまらないよね」ってなったと。

町田
確かに沢山あるからね。

金丸
「もうあるやつはやりたくないよね」「どうする?」っていうのを、大学に入学当初だったから新歓をまわりながら話してるときにいきなり「パンツは?」「みんな履いてるし、パンツって面白くない?」みたいなことを言い出して。

「確かに!」って思って、それでいこうと。最初はノリと直感でパンツって決めた感じですよね。

高山
そうですね。

金丸
そう、でもやってみてからパンツにしてよかったなってすごく思いました。そんな感じでパンツは最初は何も考えずに、パッと出てきてパッと決まったっていう感じですね。

町田
それで、パンツでいこう!となったんですね。

金丸
そうですね。

町田
今、リサさんから「エシカルファッションって何ですか」っていう質問がきています。

高山
一般的にいわれてるエシカルファッションっていうのは、H&Mとかそういったブランド、ファストファッションと対比して使われる言葉で、倫理的なファッションという意味です。

例えば、地球環境に配慮したとか、労働者の人権に配慮した、そういうファッションのことをまとめてエシカルファッションっていうんです。

自分の場合、高校のときにずっと起業をするためのテーマっていうのをずっと探してて、その中でたまたま出会ったのがこのエシカルファッションです。

テレビとかでそういうエシカルファッションの話をしていたり、あと「トゥルーコスト」っていう映画を観たりして、何となくこのエシカルファッションっていう分野に興味を持って、「この分野だったら起業したら自分楽しくやれそうだな」と思ったのが最初きっかけとしてありました。

それで、彼女のフェアトレードのバナナっていう活動もあったから、お互い興味関心の分野が似ているというところでこのテーマを選びました。

金丸
最初、ラーメン屋さんでやるってなったときも、ちゃんと私がやってることも全部知ってたので、大丈夫なんだろうという感覚もあって一緒に始めましたね。

町田
実際に始めてみて、最初は直感っていうのと、あとはいろいろ何個かきっかけがあって、エシカルファッションに興味を持ったと思うんですけど。

その中でも、実際やってく中でエシカルファッションいいなって思った瞬間とかってあったりしますか。

高山
そうですね、起業する前の自分が思っていたエシカルファッションと、起業したあとのエシカルのイメージがすごい変わってきて。

というのも、最初のイメージっていうのは、例えばオーガニックとかメイドインジャパンとか、ローカルメイドとか、そういうのをこだわったものをエシカルっていうふうにずっと考えていて、それを売りにしようとしたんですよ。

オーガニックってめっちゃいいよねとか、そういう話をしていくときに。1回インドに視察に行ったことがあって、現地のコットン畑とか工場とかをいろいろまわっていくうちにちょっと考え方が変わってきて。

現地の説明によると、オーガニックでももちろんデメリットもあるし、一般的に使われているコットンももちろんいいところはあるみたいなっていうところで、どっちにもメリットとデメリットがあって。

こっちがオーガニックってめちゃくちゃいいって信じて売ることってなんかちょっと嘘ついてるような感じがして。

そういうやり方って自分たちに向いてないよねってちょっと思って。そこから、世の中に正しいとか間違いってそんなに決めつけることできないよねって思ったのがきっかけで

今はそのままサプライチェーンを見せたら、それってもう、つくってることとか、工場自体にもうそもそも価値があるから、そのまま見せることによって自分たちのやりたいことって守れるよねって思って。

今は“透明”っていうコンセプトを通してものづくりをしていきたいなと思ってる感じですね。

“透明”の見せ方の工夫

町田
“透明”とかっていうと、抵抗を示す人とか、例えば、企業とかでもあんまり見せたくないっていう人とかもいたりするのかなってちょっと思うんですけど。具体的に“透明”にしようとしてる過程で大変だったこととかってありますか。

高山
今、実際、まだ透明にしきれてないんですよ。工場を紹介したりとか、どうやってつくってるかとか、そういうところを動画で見せたりしてるんですけど。

たとえば、コストとか、もっと詳しい人とか、ロットどのぐらいでいつ生産したとか、そういうの全然見せられていなくて。

というのもやっぱり工場との交渉が今あって。見せ方次第では見せられる情報ではあるから、それを今、工夫しながらやっていて。

このパンツは今、11月11日に発売するのを目指してるんですけど、それに合わせてサイトをリニューアルしてて、リニューアルに合わせてその“透明”の見せ方も今工夫していて、もっといろんな情報が今後分かるようになるからもっと面白くなると思います

町田
具体的に出せる範囲でいいんですけど、どういうところの情報をもう少し出していこうとしてるとかってありますか。

高山
例えば、今1枚いくらかかってるかはまだ公開しないんですけど。そこはもうどんどん公開していって、やっぱ量をつくっていけばどんどんコストって下がっていくから、その変化も見せられるかなと思っていて。

あと、いつこれが縫われたか、生産日も出したりとか、何枚つくったかとか。あと、実際にその工場で働いてる社長だけじゃなくて、例えば、縫製してる作業員とかベトナム研修生とかそういうのも含めて全部インタビュー形式でコンテンツとして出していきたいなと思っています。

なぜパンツ?今後の商品展開は?

町田
今後は、女性ものを作る予定もありますか。

金丸
女性ものは今、サンプルをつくって開発してる段階で。次、靴下がくる。

高山
まず靴下ね。

金丸
今、パンツつくってるんですけど、まず次に靴下が出るんですよ。

そのあとに女性ものもつくれたらいいなあって思っていて。最初、男性ものにフォーカスした理由っていうのが何個が理由があるんですけど、まず単純に女性のものよりもつくりやすいっていう理由があったりだとか。

パンツって女の子はこだわるけど、男の子とかに今日どんなパンツ履いてる?って聞いても、見なきゃ思い出させない子が意外に多かったりするんですよ。

でも、パンツって毎日選んでる部分なのに、こうやって確認しなきゃ思い出せないってちょっと不思議だなって思うところもあって。

だからそういう自分にしか見えない部分をちょっといいものを選んでみたりとか、履いたときニヤけるものを選ぶ、その選ぶ時間って素敵だなと思って、最初はあんまり見られがちではない、男性ものを選びましたって感じで大丈夫ですかね?(笑)

町田
っていうことは、今後はパンツにプラスして靴下とか。

金丸
インナーウェア全般を。

町田
おお!つくっていこうと。

金丸
やっていきたくて。

高山
そう。インナーウェアに入るもの全部つくります。

町田
じゃあ靴下のあとに、女性ものの下着ってきて、次はどういうのとかってある?

金丸
Tシャツとか…、キャミソールとかめっちゃやりたいんですよ。

高山
あとナイトウェアとかも考えてたりして。一番身近な、一番肌に触れ合うところにまずつくっていきたくて。それが商品数が整ってきたら、今は日本だけで売ってるんですけど、それをそのまま次の国、次の国で展開していこうかなと思っています。

金丸
あと、コメントでチハルさんがいってるキッズ、ジュニアもいいと思います。

高山
そう。

金丸
絶対かわいいって思います、ジュニアやります。

高山
キッズは絶対つくりたいなと思ってます。家族全員。

金丸
家族でOneNova! 家族でこのOneNovaを履いてるっていう絵を想像しただけで、くすぐったいうれしさがあるよね。

高山
(笑)かわいいよね。

金丸
そう。かわいいなと思って。キッズもやります。

町田
今後はいろいろな種類に提案していこうみたいな。

高山・金丸
そうですね。

OneNovaの輪を大切にしていきたい

金丸
インナーウェアを中心にOneNovaがある生活がもっと広がればなあって思います。

私、さっき“透明”みたいな話をしてたんですけど、“透明”っていうのはもちろんサプライチェーンの透明化っていうのはあるんですけど、私たち、どんな人がつくってるのかっていうのをTwitterとかでお見せしたりとか。

つくってる人もそうだし、届けてる人とかともつながりやすいようにその輪を大切にしていて。

私たち自身普通の大学生で、縫製とかの知識がなかったりとか、無知なんですよ。だから、今までもそうだし今もそうだし、いろんな人に教えてもらいながら助けてもらいながらやっています

それとかお客さんとか、お客さんのことをNovaさんって呼んでるんですけど、Novaさんとかにも意見とか相談とかしながらつくっていて。

“透明”ってすべてお見せするっていう、素直っていう意味もあると思っていて、今後も素直なものづくりをしていきたいなって思ってるし、つくってくれる人もOneNovaを届ける人にもずっと素直でありつづけたいなと思っていて。

今はOneNovaに関わる人たちともっと深い付き合いができたらなあって思います。よね?

高山
そう。FacebookグループのOneNo場っていうのがあって、vaが場所の場になってて、コミュニティのグループがあるんですけど。

ホームページから入ることができて、秘密のグループで相談とか。あと、まだ公開はしてないけどそのグループ限定で公開してる情報とかも流していて。

今後はそのグループをもっと活用して、Novaさんたちと一緒に、「次何つくりたい」とか、「今の商品のこういうところがよくないよね」とか、「、そこ変えていこう」とか、一緒につくっていこうかなって思ってます。

金丸
そう。つくってくれる人もNovaさんなんですよ。OneNovaに関わる人のことを全員Novaさんと呼んでいて。私、Novaさんすごく好きで、素敵な方ばっかりで一緒にいてあったかいなと思う人たちばかりなんですよ。

こないだNovaさんを集めた第1回Nova会っていうのをやったんですけど、それもすごいよかったので、よかったら遊びに来てください。

町田
いろいろとまだ聞きたい話があるんですけど、残念ながら15分経ってしまったので。

第2回目の配信があって、それも含めて(amiのアプリ上の)カンパニーページのほうで今後、投稿してもらおうと思うので、ぜひ今日見て興味ある人がいたら見てください。

amiとは?

amiは起業家とサポーターがつながるライブアプリです。起業家の方が起業にいたる原体験や実現したい世界などについてライブ配信を行い、ライブ参加者との直接のやり取りを通して共感が生まれ、起業家と、その挑戦を応援するサポーターのつながりをつくります。amiでは、平日の12時から起業家の方が毎日ライブ配信しています。


嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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2019年11月15日amiはINITIALに生まれ変わりました。スタートアップの今と未来を徹底解説。資金調達をはじめとした定量面での分析情報、起業家や投資家への独自取材による充実のコンテンツをお届けします。https://initial.inc/
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