20181011_Onepair秋原さん

企業のエースと採用候補者のマッチング。OnePairが狙うのは「カルチャーフィット」

本記事は、OnePair秋原さん(@ryoakihara08)のamiライブ配信の書き起こしです。

株式会社Onepair 代表取締役 秋原 諒さん

amiファシリテーター佐久間(以下佐久間):
Onepairの秋原くん、2回目の配信していただきます。私普段からアッキーと呼んでいるので、アッキーと呼ばせてください。

初めて見る方も多いと思うので、先月末にリリースされたOnepairというサービスを、簡単に説明してください。

秋原さん(以下秋原)
Onepairというサービスなんですけど、先月末、20日にリリースしました。10分という時間で、ビデオチャットをきっかけとして 、共に働きたいというきっかけを作る転職アプリをやっています。

佐久間
転職アプリ、サービスというのは結構たくさんありますよね。そこでOnepairの特徴や、今後どういうプロダクトにしていくか、ぜひ聞きたいと思ってます。

ちなみに参加してくれている方に聞きたいんですが、Onepairをダウンロードして使ってみた方っていますか? 

いたら右下の拍手ボタンを押していただきたいです。

すごい。何人かいらっしゃる。

秋原
何人かいらっしゃいますね。

佐久間
私も使ってみましたが、最初の登録のハードルが結構高いなと思いました。入力する項目がたくさんある。

仮登録があって、本登録があって、審査があるという流れですね。

思想を持ってそういう設計にしたと思うんですが、どういう考えでそうしたんですか?

秋原
今振り返ってみると、その流れの中での離脱が、一定発生していました。

事前から把握、想定はしていたんですけどね、思ったよりも離脱しているなというのが、現在での学びです。

そこをあえて情報登録のフローを入れたというのは、 流れとして、企業のエースの方が、ジョーカーと呼んでいる候補者の方に対して、「十分働きたい可能性がある」となったら、オファーを出すという仕組みになっているんです。

なので一定の情報量がないと、そもそもエースの方がこの人がいいという可能性を感じることができないというところがあり、一定の情報入力は必要不可欠という設計になりました。

佐久間
その項目の部分ですごい特徴的だと思うのは、何を求めるかというところです。

「オープンでフラットな組織」「ワークライフバランス」など、そういう項目が20~30ぐらいあって、そこから3つ選べという選択方式ですね。

すごくいいと思ったんですけど、なぜそういう項目を用意したんですか。

OnePairの「エース」と「ジョーカー」

秋原
エースが候補者に対して持つ情報を見た時に、何が「オファーをしたい」と思える項目なのかというのは、今後もアップデートしたりとか、いろいろ試行錯誤して行く予定です。

特に僕がこれを起こす前、カルチャーを重視するユーザベースにお世話になっていた背景があり、価値観というのも重要な要素としてあるんじゃないかなと思っています。

カルチャーフィットしないと、いざ一緒に働きましょうとなったとしても、その後が続かなくてお互い損をしてしまうケースがあるのかなと思っています。

事前にカルチャーや価値観を項目の中で選んでもらって、指向性が合致することが見えた方がいいと考え、その項目を用意してみたんです。

佐久間
専門用語がいくつか出たので、簡単にお伝えすると、エースというのは、候補者にオファーを送る企業の人ですね。

そこに一般のリクルーティング担当とかじゃなくて、現場で実際活躍している人が直接オファーを送るということを考えているサービスです。

そうすると、時間を確保するのはすごい難しいので、10分のビデオチャットという形にしていますよね。

先ほどアッキーが話したジョーカーというのは、そのオファーを送られる人で、採用候補者の方のことを指します。

秋原
一応job seekerという、職を探す人の略称としてジョーカーというふうに呼んでいます。

佐久間
初めて理解しました。

秋原
ジョーカーとエースのペアなのでOnepairというサービス名なんです。ジョーカーはトランプでいうと何でもなれる、一番強いカード。

佐久間
かっこいい。

秋原
そうじゃないですか。ババにもなる可能性あるんですけど。

佐久間
それ言わなくていいよ。(笑)

秋原
とはいえ、今のこの市場を表している存在としてもぴったりなのかなというふうに思っていますね。

佐久間
ビデオチャットという新しいテクノロジーを使って、まだ就職を考えていない現場で活躍している就職の潜在層の人に、こっちも現場で活躍しているエースの人が直接コンタクトを取ることができると。そういうコンセプトのサービスをリリースして、3週間ぐらいですか?

秋原
そうですね。3週間経たないぐらいです。

佐久間
登録のところのハードルが高かったというお話もありましたが、やってみて、他にどういう学びがありますか。

一筋縄ではいかない部分とは

秋原
転職というもの「重い」と捉えている方が、世間一般的にはやっぱり多いなと思っています。

そこに対して「10分間のビデオチャット」というソリューションがそのハードルを下げるんじゃないか、という仮説だったんですけど、一筋縄ではいかないなというところが今の学びですね。

佐久間
どういうところが一筋縄ではいかないですか?

秋原
いきなり10分間ビデオチャットすることに対して、逆に準備を要してしまうことや、何を話すべきか考えることが多くなってしまう方もいるのかなというところですね。

今後の試行錯誤やアップデートによって、そこも改善していきたいなとは思っています。

学びとしては、「ビデオチャットを10分間でどうぞ」というだけでは、多くの方に登録してもらい、ビデオチャットをしてもらうことが難しい状況にはあるのかなとは思っています。

佐久間
そうだよね。サービスを出してみて初めて分かる。

仮説ってそのままじゃうまくいかないので、どんどん検証して改善していく必要がある。

なので、プロダクトにフィードバックをくれる人がすごく欲しいですよね。

秋原
ベータ版として出す中で、企業側、エース側、候補者のジョーカー側、それぞれからフィードバックを頂いて、今後の進むべき方向がいろいろ見えてきたかなというところです。

現場でOnepairを使っていただきながら、何が実際にユーザーが感じるところなのかをたくさん吸収したいなと思っています。

佐久間
プロダクトを作っている人は、「フィードバックが欲しい」と、みんな言うじゃないですか。

実際フィードバックがこんなにすごく役に立った、またじゃ本当に欲しいんだ、といったところをぜひ聞きたいです。

秋原
たとえば「項目を一つ減らすことで、その項目で離脱していた率がどれほど変わるか」も数値で見れるんですよね。

フィードバックとしてもらっているものですが、コア価値である「10分間のビデオチャットでエースと話す」というところに対する心理的状況については人それぞれの反応です。

その10分に至るまでの過程と、終わった後で思ったことは違う、という声を頂いているところが面白いですね。

数字で現れないような、その人の恣意的な感覚をぜひ直接もらって開発に生かしていきたい。

佐久間
そうだよね。数字じゃ分かんないもんね。

秋原
分かんないところも多いですね。

佐久間
サービスはまだリリースしたばっかりで、今後改善していくと思うんだけど、たとえば「11月、12月に向けてこういうことをやってきたい」という、ライブに参加してくれている人たちへのコミットをぜひ聞きたいなと思います。

秋原
今のベータ版は捨てると言ったら大袈裟ですけど、ゼロベースで「何が本当にユーザーにとっていいのか」を改めて考えていて、ベータ版にプラスする形で進めていけると思うんです。

アップデートした正式版を年内もしくは来年の1月中には出したいなと。

佐久間
最後に1つコメントから、プロダクトのフィードバックはどうやって聞いているのかという質問です。

秋原
エースの方からは、直接対面でフィードバックを頂いていています。ジョーカーの方からは、僕自身がエースとして使わせてもらってフィードバックを頂いています。

実際に10分間ビデオチャットをして、「どういう形で入ってきたか」、「どういうふうに使ってもらっているか」というのを聞かせてもらっています。あとはメールを送らせてもらって、ヒアリングさせていただいてるというのが現状ですね。

佐久間
年末年始に、新しいユーザーフィードバックをもとに、ユーザー価値にフォーカスした新しいOnepairを出されるそうです。今後もぜひフィードバックをお願いします。

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嬉しいグォー!これからも応援よろしくグォ!
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